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第7話

「おかえり。ともちゃん。どこに行ってたの?」 「友達のところ」 「そうなの。遊ぶのもいいけれど程々にね」 母はそう言って笑うと部屋に戻っていった 母は昔から変に過保護なところもあったけれど今は随分と落ち着いた。それには理由があるけれど… 「あ。そうだ。ともちゃん。パパはもうお仕事よ」 「そっか」 今日は休みだったはずの義父は不在らしい。俺の本当な父親は俺がまだ幼い頃に死んだ。それから女手一つで俺と兄貴を育ててきた母がそいつと再婚するまでは長い時間を要した 相手はまだ小学生だった俺と兄貴をとても大切にしてくれた相手だ。 俺たちのために色々動いてくれたし金だって惜しみなく出してくれた。そして大人の嗜みも彼が教えてくれた。 俺は馬鹿だから男の言うことをすべて受け入れ言うことに逆らわず生きてきたのだ。 あいつが学校を休みなさいといえば休んで彼にどこまでもついていった。 どこまでもどこまでも。 あのときはわからなかったが今になってわかることもある 「…あの…変態じじい…」 部屋に戻ると俺のベッドの中央がこんもりしていた。 布団を剥ぐとそこにはあいつの洗濯もしていない汚い服。そしてその下には俺がしどけない表情でこちらを見ている写真が並べられていてその上には白い粘液が付着していた 「…気持ち悪い…」 けれど…俺は病気だ。この状況に酷く興奮を覚え中心部に熱を溜めていた… 「くそ…くそっ…なんで…」 心は拒否しているのに体は受け入れてしまっている。 嫌なはずなのにその汚い服を手に取り臭いを嗅ぎ粘液を指に絡ませて自分で自分を…そして後孔を撫でていた。 「…んん…」 足りない…まだまだと欲する。そっとベッドサイドの引き出しをあけグロテスクな形をしたモノを突き刺した。 あいつのモノを模したものだ。ゴツゴツして固くてスイッチを押せば動き出し俺のいいところを刺激するのだ 声を殺しながら自慰に耽り達したときは本当に意識を飛ばしそうになる。 そのままあいつの汚い服の中に身を投げて死んだように眠った短い時間。次に起きたときはあいつが俺の中にいた。 「えらかったね。自分で出来たんだね。お前のいい匂いで一杯だよ。いい子いい子」 「ん…おかえりなさい…パパ…僕偉かった?褒めて?一杯ちゅーして?」 男は俺のお願いに満面の笑みを浮かべると俺のして欲しいことを叶えてくれる 「そういえばさっきメールが来ていたよ。しーさんって子だよ。お前の好きな子かい?」 「ううん。お友達。昨日遊んでたの」 「そうか。返事してあげな。パパここにいるからね」 「うん」 そういえばしーさんに帰宅して直ぐにメールしておいたんだった。男に促されてケツを高くして男にそれを向ける。男は嬉しそうな表情で俺の蕾をシワ一本一本に丁寧に舌を這わせ始めた。

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