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議長
部屋の外には大貫さんがいた。
このタイミングでくるってことは……。
俺と議長の関係は少し危ない。
例の伯爵と議長は知り合いだったらしく、俺が死んだ魚の目をしてた頃を知っている。
俺は記憶にはないが。
だから議長室では俺のことを番号で呼ぶ。
「No.1」と。
議長室には隠し扉がありその部屋はマニアの部屋と勝手に名付けている。
大貫さんが部屋から出ないということは3Pか。
部屋に入るなり議長はゆっくりと俺の制服を脱がし始めた。
前議長はとてもいい人だったが、現議長は俺の存在を突き止めてここの議長に就任したらしい。
体を縛り上げられる。俺は抵抗ができない。
すれば今日の花咲隊結成も潰されるし、仲間もどこに飛ばされるか分からないからだ。
体のいい人質を取られているわけだ。
だが、俺のことで仲間を危険にさらすことはできない。
俺が耐えれば。
「いい子だ、あーなんて美しい体なのだ、透き通った美しい肌、滑らかな肌、ここはどうかな」
ぐちゅりと指が蕾に入る。
伯爵と同じで俺を人形としか扱わない。
隊長としての結成も本当のことはいうと左腕つまり、議長の補佐官としておいておきたかったらしい。
コーディがどうにかしてそれだけは阻止してくれた。
「さぁ、大きく口を開けなさい、噛んだらお仕置きだよ」
どくどくとした色の肉棒が口の中に押し込まれる。
大貫さんに頭を固定され苦しい。
「喉奥、気持ちがいいね」
「そうだ、大貫あれをしてみて」
「御意」
なんだと思ったが議長に頭を固定され、後ろが見えない。
振り下ろされた音が聞こえた瞬間、バチンと皮膚を赤くした。
「んっ!!」
ぐっと喉奥に差し込まれ、体がびくびくと震えてしまう。
知らず知らずのうちに涙が流れる、そんな顔もそそるのか肉棒を出し入れし始めた。
相変わらず尻に鞭があたり痕が残る。
「うっ」
「あっあっダメだ、もうイくよ」
ドックンと口内に注がれる。
かわりがわりに大貫さんが目の前にきて、口の中に肉棒を押し入れた。
そして議長は腰を掴み、ならされていない蕾に無理やり挿入した。
「んふっ」
一気に奥まで突かれ、上目遣いで大貫さんのことを見てしまう。
「ああ、いいねその顔そそるよ」
2人の行為は激しさを増す。
「んっんっ」
まるで馬に乗って競馬場を走っているかのように議長は腰振りをする。
四つん這いから騎乗位に変わり、下から押し上げてくる。
「うっうっ」
皮膚が波打ち激しさを物語る。
「君もきなさい」
議長の合図で俺は議長とキスするために体を前に倒す。
「では、いただきます」
議長に入れられたまま、大貫さんのが挿入された。
「あっんっ」
ギチギチと内壁が広がり、熱く、硬いそれは俺の中で蠢きあう。
「あっはん」
同時に出入りしたり、片方が奥をついて、前立腺を擦りあげられたりと気分は最悪だ。
「おらおらおら、もう出すからな」
2人のペースがだんだん早くなる。
「うっ」
ドックン。2人同時にイったのかお腹の中で波打つのを感じた。
「はぁはぁ」と涎を垂らしながら息を整える。
だがその涎ごと議長の口の中に吸い取られた。
息ができない苦しさとまだ腰を振る男に俺は意識を手放してしまった。
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