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過去編 任務

カロン州 東陸軍基地 ジャンク隊部屋 「よーし、集まったな作戦会議だ、6人なったから3人1チームで動く。敵の人数を減らすのに俺と花咲で高台から仕留める、そのあと、北と南から敵陣に入り、目的地の地下3階にある整備室に爆弾セットしたら退却。意見あるやついるか?」 「はい」 「おう、花咲」 「高台で狙った後、高台にそのまま待機でしょうか?」 「そこは状況に応じてだな」 「Bプランは今回なしですか?」 「Aプランだけで任務遂行する」 「了解」 目的地につくと 静まり返った基地がスコープが見えた。 「花咲、今度俺と勝負しようぜ」 「はい」 「なんだ? 気が乗らないのか」 「いえ、ただなぜか胸騒ぎが……やけに静かすぎるといいますか」 「たしかに基地にしては静かすぎるな」 『ルカ、そちらに異常は?』 『隊長、大変っすよ、俺たちが潜入するってことバレてるんですかね? 見張りが一人もいないです』 『そりゃ、罠だな』 『ロギのほうも見張りいないか?』 『ええ、こちらも順調に地下に進入中』 「……花咲気を抜くなよ」 「了解」 俺たちは高台から敵の動向を調べるが動きが……!? 別の方向から爆発音が聞こえた。 「おいおい、まじかよ、俺らはボスからも見放されたのか??」 「いえ、違います進行しているのはカロン兵ではありません」 「は? じゃどこの国のやつ……」 『ボス、爆弾設置完了しました』 『OK、よくやった脱出して、慎重にな』 『イエッサー』 「花咲、仲間を頼めるか?」 「どちらへ?」 「ちょっと情報収集に行ってくる」 「……単独行動は危険ですが」 「まぁ俺のことはいいから仲間を頼むな!?」 「うがっ」 「隊長!!」 大男が現れ、ジャンクの首を掴んだ。 この近距離じゃライフルは役に立たない。 ライフルを置き、手を合わせ、剣が出てきた。 「!?」 ジャンクも男も驚いていた。 俺は深呼吸をすると男の腕を切り落とし、ジャンクを助けた、その後大男の首元に剣をあてこう問う。 「何者だ?」 「うがぁぁ!!?いだい、腕が……」 「おいおいおい!!花咲お前そんなのどこから??」 「説明は後でします」 「……とりあえず大男は殺せ」 「御意」 スパンと首を落とした、そして紫の煙が高台を染めた。 「うぐっ」 「毒です、口を塞いでください」 『うがぁあああ』 仲間がやられる声が聞こえた。 『大丈夫か?』 『ロギが撃たれた、早く高台から狙えないか??』 「ジャンク隊長」 「ん?」 「全部終わったら説明しますので、ここは俺に任せてくれませんか?」 「!?」 「任務は基地の破壊、仲間の奪還、それであってますね?」 こくりと頷くジャンク。

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