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異世界(魔法国)
仮眠室で寝ていると話し声が聞こえ始めた。
目が覚め、数人がすでに自席に座っていた。
「みんな。おはよ」
「おはようございます、隊長!!」と斎藤
「仮眠室でお休みになられたのですか?」と中村
「ああ」と大きなあくびをした。
「大丈夫ですか? なんかクマがすごいっすよ」と斎藤
「うん、今日の予定だけど、斎藤以外は異世界を通ってカロン州に行ってもらう」
「ええ!? 俺も異世界通りたいっす」と斎藤
「斎藤には大型機操縦する任務があるから我慢して」
「……はい」
「え、質問いいですか?」と中村
「どうぞ」
「カロン州にもゲートというのはあるのですか?」
「さっき作ってきた」
「……え、そしたら翔太、徹夜なの?」
「いや、2時間は寝れたよ」
中村と斎藤は顔を合わせる。
「その大型機の操縦俺が代わりにします」と紺野が部屋に入ってきた。
「免許持ってた?」
「はい、持ってます」
「渡辺隊が一緒に乗るがいいのか?」
「問題ありません、俺は隊長がお休みになられたほうが気が楽になります」
「じゃぁ頼む、斎藤と喧嘩しないようにな」
「はい」
「おはようございます」と水野、盤上、一条が入ってきて全員が集結した。
「全員揃ったのでまずはカロン州に行きます、大型機操縦が変更になりまして、紺野と斎藤になります、そのことは新藤くんには伝えておいたので操縦お願いします、また、渡辺隊はカードキーを持っていませんのでお迎えからお願いします」
「了解」
「他、準備は問題ないか?」
「はい」
「盤上、一条、水野、中村先にゲートに向かっててくれ、場所は盤上わかるよな?」
「はい」
斎藤と紺野に書類を渡し、別れた。
【魔法の国】
につくと清々しいほどの高い空と野原の道を歩く。
専用のレーンが見え、そこを歩く。
「もしかしてですがこのレーン踏み外すと死にますか?」と一条
「ああ、死ぬな、人間は食料として扱われているから匂いであっという間にあの世行きだろうな」
「……」さーと血の気が引く。
このレーンを20分ほど歩けばつく。
ゲートがあり、そこをくぐれば昨日作った。翔太、アイラブユーの倉庫につく。
「うわぁ!! 倉庫くらっ」と中村。
「電気はとりあえず、ライカ」
で明かりがついた。
「いいな、早く俺も妖精さんと友達になりたいです」と一条
「一条先輩、妖精さんって可愛いですね」と中村が笑っていた。
「welcome!!」とジャンクがスーツをまとい、SPを連れてきた。
「ジャンク大統領、もしかしてさきほどからずっと待っていたのですか?」
「yes!!」
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