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第28話

「ヒィ……、ぎ、ァアァァァーーー、やめっ……、やめてぇぇぇ、彗、すいぃーーー」 先程の媚薬をもう一杯、無理矢理飲まされ、忍はかれこれ3時間は半狂乱に叫び続けた。 ベッドの上で四つん這いになり、後ろを彗に貫かれ、軽く揺すられるだけで涙と涎を垂れ流し、触れそうになる気をなんとか繋ぎ止めていた。 「忍の中、痙攣してて気持ちいい……」 彗はそんな忍を愛おしげに抱き締め、忍の精液がダダ漏れのものを握りしめた。 「ぅ、アァァァーーー、ら、らめぇ……、ひぃうっ………んっあァァ……、し、しぬ、死ぬぅぅぅーーー」 腕をガクリと崩して、額をベッドへ擦り付け忍は泣き叫ぶ。 「死ぬのは駄目だけど、壊れてもいいよ」 ククッと楽しげに笑う男は忍のものを軽く擦ってやった。 それと同時に自分も達する為に腰を強く何度も打ち付けた。 「あヒ……ッ、たすけ………、やめ、やめてくら……さぃーーーッァ……」 目の前がチカチカして、忍は呼吸が止まり、本当に死ぬんじゃないかと覚悟を決めた。 「ん?ちゃんと息しなよ」 「ヒィ、アァァァーーー」 今まで善意で前立腺を避けていた彗だが、忍が弱りだしたのを気にかけ、自分のもので前立腺を狙って突く。 「あぅ……、ゆるひ………てぇ、……すい…」 忍の膝が崩れ落ち、男のものが抜けて忍はベッドに這い蹲り、許しを乞い始めた。 彗は無表情で忍の体を仰向けにすると、両足を抱え、後ろの蕾に自分のものを当て、囁くように聞いた。 「忍、なんで逃げたの?」 「ご、ごめんっ、なさぃ……、あ、あぅ……い、いれな……でぇ…」 しゃっくりあげて必死に謝罪と懇願を繰り返す忍を男は冷たく見下ろす。 「本当、嫌いになれたら楽なのに……」 吐き捨てるように呟くと、彗は忍を一気に貫いた。 「ぅアァァぁぁぁぁっっ………ぅ、きぃ……すきぃ………、彗、すきぃーーー」 忍は自分から男へ抱きつき、足を彗の腰へ絡ませ、うわ言のように好きだと喚き始めた。 「そんな可愛いこと言っても許さないよ」 無表情だったのが少し拗ねたような表情へ変わり、彗は忍の前立腺を突き上げる。 「ンんっ、すきぃぃーーー、すい……、彗だけぇ……、おれ……には彗だけぇぇ……」 「………忍は本当、俺の機嫌の取り方知ってるよね。憎ったらしい」 「ひぃッ……ンんっ………」 忍の愛の言葉に半分以上、男の機嫌は戻ってきていて、彗は忍を強く抱き締め深くキスをした。 「俺がイッたら、今回は許してやるよ」 優しく耳元で囁かれ、忍はその言葉に心と身体を震わせた。

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