19 / 24

召し上がれ 3

「そう言って貰えて嬉しいです」  口に鎖骨にへと口づけを落とし、ニコリと微笑む。 「んっ」 「前に沖さんのここを見た時、食らいつきたいって思ってました」 「してよかったんだよ? 俺は望んでいたのに」 「すみません。あの時はそこまで甘えてはいけないって」  カリッと甘噛みをされて、身体は跳ね上がる。 「でも、もう遠慮はしませんから」  美味しそうに口に含んで吸い上げられた。 「あぁん」 「ここ、弱いんですか?」 「郷田君が、俺のことを美味しそうに食べてくれるから」  それが沖のを余計に感じさせていた。 「あぁ、成程。では、こちらも」  と手が下へと伸びて、沖のモノへと触れる。 「郷田君」 「いつものように、俺のことを見ていてくれますか?」  と大きく口を開いて沖のモノを咥えた。  じゅるりと音をたて、視線は真っ直ぐと沖を射抜く。それに興奮が収まらずに口元を手で覆う。 「や、ひゃぁ……」  大きくなるのを口内で感じたか、目を細めて吸い上げられた。 「だめ、もう、離して」  卑猥な音をたてながら刺激されて、それに我慢しきれず口内に欲を放ってしまった。  濡れた唇を親指で拭う姿もたまらなくグッとくる。  放った後の倦怠感と郷田の色気に惚けていれば、郷田のたちあがったモノが目に入る。 「ねぇ、今度は俺が食べてもイイかな」  と自分の唇を舐めながら郷田のモノへと手を伸ばす。 「沖さん」 「今よりも大きくなったら、後のお口でも食べてあげる」  そう微笑めば、郷田が手で顔を覆い隠してしまう。一体どうしたんだろうと、下から覗き込んだ。 「沖さん、今までお付き合いした方にもそんなことを?」  目元を赤く染めつつ、何か拗ねた感じで言われて、 「気になるの?」  そう聞いてみる。 「……ただの嫉妬です」  そんなことを言う郷田が可愛くて、彼のモノへと触れて舌を這わせる。 「くっ」 「ん、郷田君のここ、素直だね」 「はっ、沖さんに舐められている思うと」 「なに、そんな嬉しいことを言ってくれるんだ。じゃぁ、頑張らないとね」  舌で舐めながら自分の後ろを解す。  指を増やし、そろそろ彼のモノ受け入れられそうだなと上へと跨った。 「郷田君の、美味しそうって涎がとまらないっ」  濡れた自分のモノを郷田へと見せつけ、 「たべさせてね」  後孔へと郷田のモノを咥え込む。 「おき、さん」 「あと少しで全部はいるから」  ぎゅっと首にしがみ付きながら腰を落としていく。  随分と深い所まで入り込んだ。 「いいよ」 「沖さん」  突き上げられて善がりながら腰を振るう。 「あぁっ」 「沖さんの中、キモチイイです」 「ん、俺もっ」  離したくないとばかりにぎゅっとしめつけてれば、郷田がとろんとした目を向けて微笑んだ。  それが嬉しくて、幸せで、沖はぎゅと彼にしがみついた。

ともだちにシェアしよう!