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召し上がれ 3
「そう言って貰えて嬉しいです」
口に鎖骨にへと口づけを落とし、ニコリと微笑む。
「んっ」
「前に沖さんのここを見た時、食らいつきたいって思ってました」
「してよかったんだよ? 俺は望んでいたのに」
「すみません。あの時はそこまで甘えてはいけないって」
カリッと甘噛みをされて、身体は跳ね上がる。
「でも、もう遠慮はしませんから」
美味しそうに口に含んで吸い上げられた。
「あぁん」
「ここ、弱いんですか?」
「郷田君が、俺のことを美味しそうに食べてくれるから」
それが沖のを余計に感じさせていた。
「あぁ、成程。では、こちらも」
と手が下へと伸びて、沖のモノへと触れる。
「郷田君」
「いつものように、俺のことを見ていてくれますか?」
と大きく口を開いて沖のモノを咥えた。
じゅるりと音をたて、視線は真っ直ぐと沖を射抜く。それに興奮が収まらずに口元を手で覆う。
「や、ひゃぁ……」
大きくなるのを口内で感じたか、目を細めて吸い上げられた。
「だめ、もう、離して」
卑猥な音をたてながら刺激されて、それに我慢しきれず口内に欲を放ってしまった。
濡れた唇を親指で拭う姿もたまらなくグッとくる。
放った後の倦怠感と郷田の色気に惚けていれば、郷田のたちあがったモノが目に入る。
「ねぇ、今度は俺が食べてもイイかな」
と自分の唇を舐めながら郷田のモノへと手を伸ばす。
「沖さん」
「今よりも大きくなったら、後のお口でも食べてあげる」
そう微笑めば、郷田が手で顔を覆い隠してしまう。一体どうしたんだろうと、下から覗き込んだ。
「沖さん、今までお付き合いした方にもそんなことを?」
目元を赤く染めつつ、何か拗ねた感じで言われて、
「気になるの?」
そう聞いてみる。
「……ただの嫉妬です」
そんなことを言う郷田が可愛くて、彼のモノへと触れて舌を這わせる。
「くっ」
「ん、郷田君のここ、素直だね」
「はっ、沖さんに舐められている思うと」
「なに、そんな嬉しいことを言ってくれるんだ。じゃぁ、頑張らないとね」
舌で舐めながら自分の後ろを解す。
指を増やし、そろそろ彼のモノ受け入れられそうだなと上へと跨った。
「郷田君の、美味しそうって涎がとまらないっ」
濡れた自分のモノを郷田へと見せつけ、
「たべさせてね」
後孔へと郷田のモノを咥え込む。
「おき、さん」
「あと少しで全部はいるから」
ぎゅっと首にしがみ付きながら腰を落としていく。
随分と深い所まで入り込んだ。
「いいよ」
「沖さん」
突き上げられて善がりながら腰を振るう。
「あぁっ」
「沖さんの中、キモチイイです」
「ん、俺もっ」
離したくないとばかりにぎゅっとしめつけてれば、郷田がとろんとした目を向けて微笑んだ。
それが嬉しくて、幸せで、沖はぎゅと彼にしがみついた。
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