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第21話 蹂躙2
目の前が真っ白になって、脳みそがふっ飛ばされたのかと思うほどの快感にうち震える。
「〜〜〜ひっ!……ら、らめっ!……いっ……い゛っで……るっ〜~!!」
まだびくびくと痙攣が収まらないのに、ジョシュアはのけ反った俺の身体を引き寄せると、さらに奥めがけてごんごんと抽挿を続ける。
あまりの強い刺激に、逃げ出そうと抵抗を試みたものの、完全に力が抜けてしまって、全く抵抗になっていない。弛緩した筋肉をめりめりと押し開いて、奥へ奥へと侵入してくる。
「……っあ゛……!……う゛ぅ……あ゛ぁ………っ」
声にならない喘ぎ声を上げて、揺さぶられ続ける俺を見下ろして、ジョシュアは
「……酷くしてもいいって言ったの、康でしょ」と、楽しそうに笑う。
「……や゛っ……おか……し……なるっ!……こわ……こわ゛……からっ!」
「だーめ、今まで大事に抱きすぎたのかなって反省したんだよ。もっとドロッドロにして、絶対に俺から離れられないようにしないと」
今まで自分さえ知らない奥の奥が、ごんごんとノックされていて、あまりの刺激にジョシュアの発言が意味のある言葉として届かない。
いやだ、こんなの知らない。
こんな最奥、知らない。
涙もボロボロ流れているし、きっとよだれだって。めちゃくちゃな顔して喘いでいるんだろうけど、それすらも気にならなくなってしまう。ただ、なけなしの理性がここが病室だってことを警告する。
「……っこ、こえ……でちゃ………う゛ぅ……からっ……」
抑えなきゃと思うのに、ジョシュアの動きに、翻弄されて、汚い喘ぎ声が漏れてしまう。
「……しょうがないな。これでも咥えてよっか」
さっき脱がされたパジャマの上着が、口元に近づけられて、はくはくと荒い呼吸をしていた口をさらに開き、迎え入れる。
「……ん、いいこ」
よしよしと頭が撫でられて、なんだか変な感じだ。
抽挿が止まり、ようやく息ができると思っていたけれど、片足を持ち上げられ、さらに腰を打ち付けられる。さっきまでとは違う角度でより奥へと届くから、チカチカと星が見え出す。
「……っぐ……う゛っ……!」
孔がキュッキュッと締まって、
「……あれ? 康、またイッちゃうの?」
意地悪なジョシュアの問いかけに、俺は首を振って違う違うと言ってみるものの、
「っぅぅ゛〜~〜〜っ!」
激しく痙攣しながら、呆気なくまた達してしまった。
ぎゅっと抱きしめられ、久しぶりに幸せな気持ちに包まれて意識を手放した。
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