6 / 42

ただただ俺がキモイ

さっきスーパーに行ってきて さっそく猫缶と猫フードを買ってきた。 「はい、ごはんだよ。」 黒猫は嬉しそうに俺のところに 来て 「にゃー。」 って鳴いてご飯を食べ始める。 もぐもぐ美味しそうに食べる その姿につい笑みがこぼれた。 「可愛いー、お前、俺の彼女になれよ。」 黒猫を撫でながら呟く自分に 若干引きながら俺は少し考えた。 そういやこいつ男?女? 名前は??…って、その前に 野良猫だよな。たぶん。 まぁいいや、女って事にして 名前はまたゆっくり考えよう。 黒猫にご飯を食べさせながら 俺は1人で微笑んでいた。

ともだちにシェアしよう!