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主人公のベッドがキングサイズのところにムカついた

ガチャと扉を開くと 相変わらず綺麗にしてある部屋に 足を踏み入れる。 「蓮の部屋、マンションの部屋より広いね…」 そう言いきょろきょろしながら 中に進むゆら。 机とかソファがある部屋の一つ段差が ある上にキングサイズのベッドがあるから 多分それにびっくりしてるんだろうな。 俺は一旦、毎回家に泊まる時、俺の部屋の 冷蔵庫にストックしてくれるジュースを 二本手にした。 「ゆら、お疲れ様。疲れたでしょ??」 そう言ってゆらにジュースを手渡すと ゆらは俺に口を開く 「ううん!蓮、ほんとにありがとう! こんなよく分からない俺を、まさか 蓮のおうちの子にまでっ」 「俺もゆらと一緒にいたいから 俺んちの子になってくれて凄く嬉しいよ」 俺はジュースの蓋を開けて ゴクゴク飲んだ。 とりあえず、今日は遅いし、 お風呂入ろっかな。 「ゆら、お風呂入ってくるね」 ぐいっ 部屋の奥にある風呂場に向かおうとすると ゆらに服を掴まれる。 「待って、俺も一緒に入りたい…」 「ん?うん、いいけど」

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