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ゆらと家族
ぼふっ!!
「ベッドふかふか〜…う〜
きもちぃーーーっ」
お風呂からあがって
ベッドに飛び込むゆら。
俺は髪をタオルで拭きながら笑顔をこぼした。
この子が今日から俺の家族に
なったんだ。
ゆらと家族になれたのは素直に嬉しい。
「ゆら、明日は早いから
もう寝ようね」
「うん!俺、学校いつから行くの??」
「多分、母さんの事だから1週間以内には
もう入学できるようになってるはず…」
嬉しそうに頷いたあと、ゆらはベッドに座った
俺に擦り寄ってくる。
「俺、学校とか初めてだから楽しみだけど
ちゃんと勉強とか出来るか不安…」
「大丈夫、俺が教えるから」
ゆらを立派な大人にしないとな。
将来は一緒にお仕事とか出来たりして…!
「楽しみだね!」
俺が膝を枕にして寝転がってるゆらに
笑いかけると
「ぅ…ん…むにゃ」
ゆらはもう夢の中だった。
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