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無事入学

「今日から一緒にこの教室を共にする 新しいクラスメイトだ。 みんな仲良くするように!」 それから1週間後、ゆらは 無事に俺の学校に入学してきた。 マンションも今のとこより一回り 大きいとこに引越しして、 ゆらに必要な物は母さんが全て 揃えてくれている。 俺は教卓でノブちゃん(担任の先生)と 一緒に立っているゆらを見上げた。 ゆらは皆の視線に落ち着かないのか 俺をチラチラと見ながら息を吸う。 「な、長瀬 ゆらです! よろしくお願いします…っ」 ペコッと頭を下げて挨拶するゆらに クラスメイトの皆は「よろしくー!」と ゆらを歓迎してくれた。 ホッ 「じゃあ、長瀬くん 長瀬の隣に座りなさい。 …って!長瀬長瀬うるさいなぁ…」 「すいませーーん」 先生に苦笑してゆらの歓迎に 安心した俺は手招きをした。 トトトッと小走りになって ゆらは椅子に座る。 「俺、大丈夫だった??」 ゆらが小声で聞いてきて 俺は笑ってコクコク頷く。 ゆらと学校でも一緒なんて これからからが楽しみだなぁ!

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