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第4話 *

腕を捕まれて、近くの空き教室に連れていかれる。 「ッ!…ちょっ……なに!?」 抵抗するけど、相手は二人で到底敵わない。 教室に入るなり、押し倒された。 二人に手を押さえつけられて抵抗出来なかった。 「お前って、結構キレイな顔してるよな」 そう言って、斎藤が頬を撫でる。 「……何を……?」 「あれ、分からない?」 そう言ってニヤッと笑う斎藤に、俺はゾクッと悪寒が走った。 「こういう事って男相手だと都合いいよね。何も気にしなくていいし」 斎藤先輩がニヤニヤと笑ながら、俺の頬から鎖骨にかけて撫でていく。 「やめろ!離せ!」 そう言って抵抗するけど、二人に押さえられて抜け出す事が出来ない。 鎖骨付近を撫でていた斎藤がシャツに手を掛けた。 ビリッと音がしてシャツの前が開かれる。 「嫌だ!やめろ!」 「………うるさいな、少し黙っててよ」 暴れる俺に斎藤が眉を寄せながら口を押さえてくる。 斎藤はポケットからハンカチを取り出すと、俺の口に詰め込んだ。 出せないようにその上からネクタイで押さえる。他の二人のネクタイも使って手も縛られた。 「俺、男って初めて」 「あー俺も!でも一回ヤってみたかったんだよねぇ」 そう言って他の二人がケタケタと笑ながら、露になった肌を撫でる。 「へぇ、キレイな肌してんじゃん」 「ンンッ!」 撫でられる度に、ゾクゾクと悪寒が走った。 嫌だ、嫌だ。 「あれ?こいつ泣いてる?」 「あははっ、今から泣いてどうすんだっつーの」 そう言って、斎藤たちは更に笑った。 「ンンッ!……ンッ…」 男たちが身体をまさぐってくる。 「なぁ、男も乳首感じるのかな?」 そう言って、一人が乳首を弄ってきた。 「ンッ!?」 乳首を弄られた瞬間、ビリッとして体が跳ねた。 「これ感じてんじゃね?」 そう言ってもう一人も、もう片方の乳首を弄ってきた。 摘まんだり、引っ掻いてみたり、擦ったり、左右を違う動きで責められる。 「ッ!ンッ……」 嫌だ!気持ち悪い! 「なぁ、気持ちいい?」 そう聞かれて俺は首を振る。 「あははっ、お前ヘタなんじゃね?」 「えー?なんかムカつく」 そう言うと、その一人が力一杯乳首をつねった。 「ンゥッ!」 突然の痛みに、俺の体がビクンと大きく跳ねる。 痛い、やだ…… 俺の目からボロボロと涙が流れた。 「あーあ、また泣いちゃった」 二人はクスクスと笑いながら俺を弄る。 「お前らさぁ、上ばっかじゃなくて下も触ってやれよ」 少し離れたところから斎藤の声が聞こえた。 斎藤は離れたところから二人が責める様子を眺めている。 「あぁ、それもそうだね」 斎藤の言葉で気付いたように、一人がズボンに手を掛けてきた。 カチャカチャとベルトが外され、ズボンが下げられた。 「ンンッ!ウンッ!」 俺は身を捩らせて抵抗する。 「ほら、大人しくしてなよ」 もう一人に身体を押さえつけられて、呆気なくズボンが脱がされたの 「なに?もう少し反応してるじゃん」 そう言って、一人が下着の上から俺のに触れた。

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