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第181話
(秋哉side)
上に乗っていた緋桜を引っくり返すと、緋桜は何が起きたのか分からないような顔で固まっていた。
それもまた可愛い。
『折角緋桜が誘ってくれたんだから、それには答えないとね』
そう言っても緋桜は意味を分かってなかった。
俺はさっき緋桜がしたみたいに唇、首筋、鎖骨と順番に唇を這わせていく。
当然、緋桜みたいに触れる程度じゃない。
「っ!あっ…ちょっと、待って」
さすがに何をしようとしてるのか分かった緋桜が、そう言って俺を止める。
「なに?」
そう聞くと緋桜が顔を赤くする。
「…ほ、本当にするの?」
「するよ?」
そう言うと、緋桜は困惑した表情を見せる。
「緋桜から誘ったのに、今さら止めるなんて言わないよね?」
そう言うと、緋桜は押し黙ってしまった。
これは肯定とみていいのかな?
「今度は寝ないでね」
そう言って俺は緋桜にキスをした。
「…っ…ふぁ…」
口内を舌で掻き回すと、緋桜はすぐとろけた顔をする。
キスをしながら緋桜の乳首を服の上から弄る。
その度に緋桜は体を震わせて反応した。
昨日のお預けのせいか、抑えがきかない。
緋桜も首に手を回してくるから、更に煽られる。
俺は更に深くキスをした。
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