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第258話 *
(秋哉side)
達した緋桜は、体をビクビクさせながらぐったりとしている。
流石にやり過ぎたかなと思うけど、俺も限界だった。
「緋桜、挿れていい?」
そう聞くと、緋桜はポヤンとしながら微かに頷いた。
俺は自身のものを取り出すと、それはもう痛いくらいに張り詰めていた。
本当、余裕ないな。
そう思うと笑うしかない。
俺はそれを緋桜の後孔に当てた。
その瞬間、緋桜がピクンと反応した。
俺は緋桜の様子を見ながらゆっくりと奥に進めた。
「っ!くっ…」
進める度に緋桜は少し苦しそうに息を吐く。
俺は思い切り突きたい衝動を堪えながら出来るだけゆっくり中に挿れた。
全部挿いったところで一度息を吐く。
「…大丈夫?」
そう聞くと、緋桜は少し頷く。
「っ!…ごめん、もう動く」
そう言って、俺は思い切り腰を打ち付けた。
「ひっ!!ああぁあ!!」
その瞬間、緋桜の体が大きく跳ねる。
緋桜の中がキュウっと締め付けてきて、俺は我を忘れて腰を動かした。
「あっ!あっ!……しゅ…ゃ…」
緋桜が必死に俺に手を伸ばす。
俺もそれに答えた。
「…っ…緋桜」
ギュッと抱き締めて耳元で名前を呼ぶ。
「ひぁああぁ!!や、もっ…イくっ」
緋桜の体が一際大きく跳ねて、緋桜は達してしまった。
「っ!くっ!!」
その瞬間キュウっと締め付けられて、俺も緋桜の中に精を吐き出した。
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