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うざいやつ

「凪沢くん、どうしたの・・・」 「あのな!!夏祭り一緒に行こうぜ!!!」 「あ、ごめん。・・・僕、他の子と行くから」 皐太くんと行かなくても、僕は君と一緒に行きたくない。 ​───────絶対に。 「は!?!?なんでだよ!!」 キレんなよ。うるさい。 「いや、なんでも何もその通りだけど」 「清、いいじゃないですか。 私達と共にまわりましょう?」 「そうだ。こんなひょろい奴とより俺らと行けばいいだろ」 ・・・こんなthe不良な人に言われたくない。 副会長さんもさっさと凪沢くんを連れてって欲しい。 「ひょろっ・・・・、それはないだろ。 悠眞に謝れよ、枢」 「ひょろい奴にひょろいって言って何が悪いんだ、事実だろ」 「皐太くん、僕は、大丈夫だから」 こんな馬鹿丸出しに付き合ってる馬鹿共に何言われたって何も聞こえない理解出来ない分かりません。 「でも・・・」 眉間にシワを刻み不満げな表情。 せっかくの綺麗な顔が・・・・ 「僕達、失礼します。凪沢くん、ごめんね」 「っ~~!!しょうがないな!」 「本当、ごめんね」 一応表面では謝っておいたけれど。 本当はこれっぽっちも悪いとは思っていない。 なのに騙されるなんて本当に。 馬鹿だ。 「いいぞ!」 はぁ、ほんとに子供みたいだ。 なんか疲れるよ、やっぱり。

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