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病院

地区中央病院についた後、まず桜咲先生の診療を受けることになった。 もう既に、帰りたいよ・・・。 「こんにちは、最近どう? 眩暈とか意識消失はあった?」 「いや、意識消失はあれ以来ないです。 だけど眩暈は薬を飲んでるのにたまにあったりして・・・」 「そう・・・。後、薬飲んだ後寝れてるかな?」 「はい。ちゃんと寝れてます」 「そういえば悠眞君もう高校生だね。 学校はいつから?」 「今日が入学式でした」 「そうなんだ、どう?クラスの雰囲気」 「・・・・・・まぁまぁです」 「そうかそうか、クラスには行けそう? 中学の時は別室登校だったからね」 「多分、行けます」 「ん、なら頑張ってね。 じゃあ、薬なんだけどセレニカもう1錠増やしてみようか。 それで様子見で」 「分かりました」 また、薬増えるんだ。 「さて、カウンセリングを始めますね。 悠眞くんの学校は入学式終わったかな?」 「はい、丁度今日あって・・・」 「教室に行ったの?」 「はい、・・・頑張りました」 「お、行ったんだ!すごいね! でもね、あまり無理しすぎちゃ駄目だよ? ゆっくりで、いいから」 「ありがとうございます」 それからたわいない話も混ぜつつ日常の出来事や精神的リハビリについて話していった。 「じゃあ次はお母さん呼んできてもらえるかな?」 「はい、分かりました」 この人は、数少ない俺をできない子として見ない人。 優しくて、・・・ほんとに優しくて。 ・・・でも、中学の時はそうはいかなかった。 クラスのみんなは・・・・・・ もう、思い出したくもない。 「悠眞くん、・・・悠眞くん?」 「ぇ?あ、はい。もう終わったんですか?」 「そうだよ、今度の予約は僕の方で取るから下で待っててね」 「はい」 やっと、終わった。 でも次は学校。・・・嫌だな、学校も、病院も。 あ、また忘れてた奈宮先生のこと。 えっと・・・今から帰れば丁度いい時間かな。 ・・・・・・やっぱり、気になる。 何を話すのか。・・・どうしよう。不安でいっぱいだ。 怖い、しか出てこない。 母に怒鳴ってから一言も話してない。 僕が、悪いんだ。全て、僕が。 こんな僕なんて、死ねばいいのに。 でも勇気が出てこない。嫌だよ、全部。

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