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暗闇に真っ逆さま。
「みんなに気を使わせちゃったかなぁ」
ぽつん、と独り言が漏れた。
僕には似合わない部屋。
広過ぎて、広過ぎて、孤独感が増してしまう部屋。
政信叔父様の心遣いが沁みる。
「ごめんなさい、我が儘言って。
ごめんなさい、迷惑かけて。
ごめんなさい、心配かけて。
ごめんなさい、・・・ごめんなさい・・・」
また、漏れる。
広いベッドにうずくまる。
「ごめんなさい、ごめんなさい」と言いながら、涙を零しながら。
食事もせずに、だから痩せるんだとよく言われたことを思い出す。
それでも仕方ないじゃないかと頭の片隅に思いながらいつの間にか眠りについていた。
薬のせいか、ベッドの枕周辺には抜けた髪の毛がちらほら。
まだここに来て少ししか経ってないのに。
・・・天からの罰なのだろうか。
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