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焦り。

とにかく、逃げなきゃ。 これは、本当にやばい。 「やっ・・めて、・・・いやっ!!」 「うはっ・・・・イイ反応すんじゃん。 でもなぁ、ここで叫ばれると困るワケ。 だからさぁ・・・・・ちょっと寝ててくんね?」 「っ・・・」 瞬間、いきなりガーゼがあてられた。 何故かすぐに、眠くなった。 母さん、父さん助けて。 先輩、皐太くん、弓月くん、伶威くん、拓都くん、拓巳! お願い、助けて・・・。こんなことを思う僕は、わがままなのかな。 眠りたくないと思いつつも強制的な眠りについた。 「ん・・・」 目を開けたらどこかの天井。 甘い・・・甘ったるい匂いが漂っている。 「あ、起きた。はーるまくん。これから楽しもうなァ?」 そこにいたのは、さっきの人ともう1人。 二人もいた。 「!?」 「何今更驚いてんだよ?・・・お前やっぱ馬鹿だよな」 「え……なんで、なんで・・・いるの」 「は?ああ、気づいてなかったのか? 俺、お前のこと前から好きだったんだけど」 「・・・・・・なんで、・・・拓巳」 そう、そこにいたのは、拓巳。 僕の信頼できる、拓巳。 どうしてなの。

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