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第65話

☆透 side☆ 俺の名前は、小林 透。 はじめましての方ははじめまして。 はじめましてじゃない人久しぶり。 俺には井上 小春という幼馴染がいる。 俺が言っちゃ悪いが平凡な顔。 口は悪いが性格はいい方だ。 そして俺と同じで新⚫︎結⚫︎が語れる程好き。 そんな小春は最近、東条 千秋という俺の友人に好まれてしまったようだ。 言っておくが小春はホモではない。 あっ、俺は柴崎のせいでホモ疑惑かけられてるがホモではない! お互い純粋に女の子が好きだし女の子と付き合ってた。 男なんて興味ない! だから小春は友人として好きだし親友だと思ってる。 話がそれてしまった。 小春はその千秋に、女と間違われたようでその誤解を先日解いたようだ。 逃げたらしいけど…。 そして千秋を怒らせてしまい生徒会室に呼び出されてしまった。 …とりあえず俺は今生徒会室の前にいる。 本当なら授業を受けなければいけない。 でも今は受けれない状況であったのであまり使いたくない生徒会の権限を使ってここにいる。 俺の目の前には生徒会室の扉に貼ってある『井上 小春、屋上にこい。』という張り紙が写ってる。 こんなもんだと思った。 千秋がわざわざ生徒会室来いって言っても、どうせ屋上に呼ぶんだろうと分かってた。 千秋はそういう奴だ。 怒ってる時とか大体の話は屋上の方が気が楽だという、それに喧嘩とかするにも屋上を使ってる。 だから放送で小春のことを生徒会室に呼んだ時不思議に思った。 ここに来て正解だった。 そうそう、俺がなんでここにいるのか疑問に思うだろう。 それにはしっかりわけがある。 俺は小春に頼まれたためここにいる。 話は数十分前に遡る…。

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