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第3話 松原先生?

真っ暗な部屋でプロジェクターに映し出される、人体のこと。 その話を聞いているとちょっと眠たくなってしまう。 ノートを取り、どうにか紛らわす。 授業が終わり、先生に声をかけられた。 「えーでは今日の片づけのお手伝いは白幡くんだね、よろしく」 「はい」 忘れてた……。 プロジェクターと資料を何冊か持って研究室に向かう。 「ああ、ここに置いておいて」 「はい」 「そういえば、白幡くん」 「はい?」 「なにか質問はあるかな?」 「特にないです」 「そうか、ちょっと先生の話に付き合ってもらえるかな?」 次はちょうどお昼休みでその次の授業も休校になってしまったため時間がある。 「はい、大丈夫です」 「よかった、あ、コーヒー飲むかい?」 「いただいてもいいですか?」 「うん、ちょっと待っててね」 松原先生の研究室は旧校舎にあり、あまり人が出入りしない。 ガタガタと震えながらコーヒーを運んできてくれた。 「あ、ありがとうございます」 せっかくなので眠気覚ましにいただいた。 酸味が効いたコーヒーは僕には少しおいしくない。 「そのご相談と……えっ……」 ぐらっと机に顔をつく。 「もう効いたのか、ちょっと入れ過ぎっちゃったかな」 「え…なに……」 なにが起こったのかわからない。 体が痺れて動かない。 松原先生がこちらに来て耳元で 「渚くん成績、(しゅう)欲しいよね?」 「え?」 ぞわっとした感触が体を這う。 指が服の中に入ってきて突起物をつかむ。 「ひっ……」 「ああ、可愛い乳首だ、コロコロして喜んでるね」 喜んでな…い。 両の乳首をぐりぐりと掴まれ吐息が漏れる。 「あっふう」 背中になにか熱いモノがあたっている。 これは……。 顎を持ち上げられ舌が唇にあたる。 「んっ」 「あけて」 ぎゅっと乳首を抓られると驚いて口をあけてしまい、舌が入ってきた。 んちゅっ。まだ誰ともキスしたことがないのにこんななんで……。 いや、気持ち悪い……。 抵抗したいがまだ痺れは切れない。 キスされながら乳首をぎゅーと掴まれる。 ヤバイ勃つ!! 「んっくっ」 「とろっとろだね」 「はぁはぁ…ごくり……はぁ」 顔は赤らみ、涎が落ちる。 回転椅子がまわり先生の足の間に入る。 手は後ろで拘束され、さらに抵抗が難しくなる。 腰を手前にひき、ズボンのチャックをおろされ、勃起した僕のものが外に飛び出した。 「あっやっ……みないで」 僕は恥ずかしさのあまり泣いてしまった。 「はぁはぁ」 松原先生は息をあげて僕のそれに吸い付いた。 知らない感触に体がビクンとのけ反った。 「ああ!!」

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