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32 うちに大型犬がやってきた。早速寝込みを襲われる R18

「ん……」  生暖かい感触に小鳥遊は朝から身悶えていた。まだ眠っていたくて目を閉じたままその感覚に揺さぶられる。やけに下半身がスースーするなと思って布団を上げようと手を伸ばすと熱いものに触れた。びくっとしてまぶたを開いたその瞬間。 「……っは」  足の間で盛っている岸本の姿を捉えた。寝込みを襲われるのはこれで2度目だった。自分の警戒心の薄さを後悔しながら、岸本の肩を突き飛ばす。 「おい」 「っあ……ぶちょ……今イきそうだったのに」 「馬鹿野郎。おまえ何してる」  自身の股間と小鳥遊の股間を突き合わせて扱いている姿に絶句しながらも問いただす。 「だって朝起きたら部長のものがご立派になってて、これじゃ辛いだろうなと思って触ってたら俺もつられて勃っちゃって」  昨日の夜トイレで抜いておくべきだったか。  小鳥遊は大きなため息を一つこぼす。まだ上を向いているそれを他人事のように眺めながら、岸本のものを見る。今にも弾けそうなほど大きくなっていた。 「部長だって辛いでしょう? 一緒に気持ちよくなりましょうよ」 「遠慮しておく」  トランクスを履き直してトイレに向かおうとすると、ぎゅっと手のひらを掴んできた。うるうるとした瞳がこちらを見つめてくる。 「部長のこと気持ちよくさせますから、ね? 俺に任せてください」  その言葉に下半身は素直に反応した。ぐっと質量が増えていく。  なんで興奮してるんだ俺は……。  その直後正面に回り込んできた岸本がトランクスを下ろす。小鳥遊は直立したまま昂ったそこを岸本の口内に引き摺り込まれた。 「……っ」  朝一番からこの刺激はかなりきつい。美味そうに舐める岸本の顔がすぐ近くにあって背中がピンと張る。やや腰を押し出すような姿勢になってしまい、自分でもよくないとわかっているのに快感に負けて岸本の後頭部を掴んでしまった。そうすると岸本は嬉しそうに微笑んで舌を絡めてくる。 「ぷはっ……すごいおっきい」 「言うな」 「だってほんとに……」 「……早くしろ」  気づけば岸本にそう指示していた。自分でも驚いた。恋人でもなんでもないのにこんなお願いをする自分が信じられない。だが今は与えられる刺激のせいで頭が馬鹿になっているだけだと思い込む。 「んっ……あ……ふ」  舐められているのは俺の方だというのに岸本が喘ぎ出す。その声がやけに甘ったるくて腰に響いた。肉棒が岸本の口内を突き立てる。岸本は苦しそうにしながらも口を離そうとしない。  一際大きく膨れ上がるのを感じて小鳥遊は岸本の顎を開かせた。その瞬間ずるりと口内から引き抜いたものの先端から飛沫が上がる。飛び散った白濁は岸元の顔を濡らしてしまった。故意ではない。小鳥遊は事後の余韻に浸る間もなく慌ててウェットティッシュを手渡した。 「……苦い」  口端にかかったものを手に塗りつけて舐める姿は猫のようだと思いながらも、それが自分の出したものだと思うとやめてほしかった。 「舐めるな。これで拭け」 「顔にかけるの好きなんですか?」  大きく首を振る。ここは否定しなければならない。 「口の中に出すのが悪いと思っただけだ」 「素直じゃないですね」  じゃあと言って岸本が小鳥遊の手を握る。そのまま岸本の股間に導かれた。そこは先ほどよりも大きくなっている。  こいつ舐めながら興奮してたのか。  なんて変態なやつだと思いながら手先に触れる感覚が久しくて、つい指を動かしてしまう。 「積極的ですね……フェラのお返しだと思ってください。部長の好きなように動かしてもらって構いませんから」  口淫された手前拒否することはできなかった。指先を唾液をつけて濡らし岸本の昂りに指を這わす。男2人が立って扱いている姿はこの部屋には合わない。以前の恋人にしたのと同じようにいいところを探しながら指を動かす。 「ぁ……はっ……そこ、いいです」 「ここか」  こくこくと恥ずかしげもなく頷く岸本のおかげで早く済みそうだった。早くこの感触から離れたくて激しく上下に動かすと岸本はびくんと全身を震わせて果てた。 「ふっ……んん……っ」  女のような高い声を出して余韻に浸っている。腰から崩れ落ちそうになるのを腕を回して支えると2人の距離が自然と近づいた。  な、なんだ。  顔を近づけてきた岸本に目を見張りながら動けないでいると軽く唇を吸われた。安心したように笑う岸本は嬉しそうだった。小鳥遊は一瞬微笑み返しそうになったがそれを耐えた。岸本の体液は小鳥遊の指とフローリングを盛大に濡らしていた。急いでティッシュで拭取り窓を開ける。部屋に残影を残したくなかった。  それから簡単な朝食を済ませ帰りたくないと駄々をこねる岸本を引っ張りマンションの駐車場に向かう。嫌々と反抗する岸本を車内に放り投げ車を発進させた。岸本の住むアパートの最寄り駅までつくと、やっと家の住所を聞き出すことができた。  沿道に車を寄せて岸本に一声かける。 「今日1日で荷物を整理しとけ。明日知り合いのトラック運転手に荷物を運んでもらうように手配してある」  むすっとふくれていた岸本はぱっと目を輝かせる。 「わかりました! 明日の朝一番に出れるようにしますからっ」  連絡先を交換してから別れた。小鳥遊は明日からやってくる大型犬の世話のことを考えると意外にも嫌な気はしないのが不思議だった。

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