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47 うちに大型犬がやってきた R18
「ん……」
生暖かい感触に小鳥遊は朝から身悶えていた。まだ眠っていたくて目を閉じたままその感覚に揺さぶられる。やけに下半身がスースーするなと思って布団を上げようと手を伸ばすと熱いものに触れた。びくっとしてまぶたを開いたその瞬間。
「……っは」
足の間で盛っている岸本の姿を捉えた。寝込みを襲われるのはこれで2度目だった。自分の警戒心の薄さを後悔しながら、岸本の肩を突き飛ばす。
「おい」
「っあ……ぶちょ……今イきそうだったのに」
「馬鹿野郎。おまえ何してる」
自身の股間と小鳥遊の股間を突き合わせて扱いている姿に絶句しながらも問いただす。
「だって朝起きたら部長のものがご立派になってて、これじゃ辛いだろうなと思って触ってたら俺もつられて勃っちゃって」
昨日の夜トイレで抜いておくべきだったか。
小鳥遊は大きなため息を一つこぼす。まだ上を向いているそれを他人事のように眺めながら、岸本のものを見る。今にも弾けそうなほど大きくなっていた。
「部長だって辛いでしょう? 一緒に気持ちよくなりましょうよ」
「遠慮しておく」
トランクスを履き直してトイレに向かおうとすると、ぎゅっと手のひらを掴んできた。うるうるとした瞳がこちらを見つめてくる。
「部長のこと気持ちよくさせますから、ね? 俺に任せてください」
その言葉に下半身は素直に反応した。ぐっと質量が増えていく。
なんで興奮してるんだ俺は……。
その直後正面に回り込んできた岸本がトランクスを下ろす。小鳥遊は直立したまま昂ったそこを岸本の口内に引き摺り込まれた。
「……っ」
朝一番からこの刺激はかなりきつい。美味そうに舐める岸本の顔がすぐ近くにあって背中がピンと張る。やや腰を押し出すような姿勢になってしまい、自分でもよくないとわかっているのに快感に負けて岸本の後頭部を掴んでしまった。そうすると岸本は嬉しそうに微笑んで舌を絡めてくる。
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