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「おまえの好きに動けばいい」  俺の下で軽く口端をあげる小鳥遊部長が男なのに綺麗だと思った。部長を征服できている喜びに体が震えてくる。急な締めつけに小鳥遊部長は苦しげに息を上げたが、自ら動きたい衝動を抑えて俺の好きにさせてくれている。俺も部長に気持ちよくなって欲しくて体を上下に動かした。 「はっ……あ……うっ」  ぱんぱんと乾いた音が部屋に響く。ベッドのスプリングがギシギシと鳴った。イきそうでイけないもどかしさに頭を振っていると部長がぐっと腰を押し付けてきた。その瞬間頭の中でスパークが散る。 「はう……っ!? ……んんっ……」  その刺激だけで果ててしまった。部長の首元まで飛び散る白濁を見下ろしながら、まだまだ足りないと言わんばかりに腰を動かす。俺の動きに合わせて小鳥遊部長も下から突き上げてくれる。しまいには腰に手をまわされてがっちりホールドされてしまった。俺はただ部長の下からの突き上げに耐えるだけで精一杯だった。気持ちいい。また出る……。 「ふっ……んんっ」  びゅくっと俺の先端から熱い体液が飛ぶ。中の締めつけが強まり部長のものが一際大きく膨れたと思ったらそのまま勢いよく吐き出される。奥が濡れていく感覚に喜びを覚えながらくたりと足を開いた。しかしまだ硬く張り詰めているそこが痛い。自分で慰めようとするとその手を部長に取られてしまう。 「岸本こっち向け」  部長にお尻を向けると下から俺のものをぱくっと食べられてしまった。 「ひっ……そんなの、しなくていいですからっ……」 「だったら俺のも舐めろ」  1度口から出してくれてそう言われる。自分だけが気持ちよくなるのは気が引けて俺も部長のものに指をはわせた。部長のものは俺の体液のせいでてらてらと光っていて卑猥だ。ゆっくりと口に含み舌を絡める。裏筋を重点的に舐めていると、下半身がむずむずとしだした。じゅっと強く吸われてその刺激でイってしまう。頭の中で警鐘が鳴る。あられもない行為に目頭が熱くなる。

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