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第33話

「んん……っ!」 「痛いか?」 「へいき、だ」 「ディラはここをどうやって拡げるんだ?」 「ん、あの、先生に」 グリフは中指を半分ほどディラの後孔へ埋め 優しく内壁を撫でていた ディラが準備をしていたからその程度は難なく受け入れられたけれど それでもグリフの太くて長い指を一本丸々は辛いかもしれない 「あるのだ、与えられた、道具が……それで」 「自分の指ではしないのか?」 「うむ……道具で」 「そうか」 どんな道具だと気にはなったけれど 真っ赤な顔でハフハフしているディラに これ以上答えさせるのは気が引けた 何より今は二人の最初の交わりを楽しみたい グリフは一度指を抜いて香油を薄く伸ばして ゆっくりだけれど容赦なく中指を根元まで押し入れた 「んあぁ……!」 「大丈夫か?」 「う、む、だが、奥まで、ずぶんって……!」 はい ずぶんって入れました で、今ずるんって抜いてます そしてまたずぶんって入れますよ ずぶんずるん入れたり出したりしますよ 「あ、あ……あ、あ……」 グリフが指をずぶんずるんするたびに ディラが同じような声を漏らす だいぶ馴染んできたらしい 手前がスキか奥がスキか もちろんいずれはどちらもスキになるようにしてあげるけれど グリフはまっすぐにしていた指をほんの少し曲げて 入り口のすぐ裏側をぐるりと撫でてたり 半分ほど入れた辺りを探ってみたりしながら ディラの反応を窺った 「やん……っ!やぁん!」 後宮で二十年過ごせば いくらなんでも多少は開発されているはずだ それが自分の手による座学の実践という色気のない結果であろうと そうでなければ万が一夜伽のご所望があったときに応えられない だからグリフの指がディラの淫点を突いた途端の嬌声は 無理からぬ事かも知れない それでもやっぱりグリフは興奮した ディラの身体を拓いているのは自分なのだと錯覚する 「ディラ……ここか?」 「あ……!グリフ、待って、ダメだ、待って!」 「どうして?気持ちいいだろう?」 「ダメ、グリフの指、が、また……!」 「俺の指だと、イイのか?今までと違う?」 「グリフがすると、あっ……!違う、から、待って……!」 「ディラ、大きく息をして」 指先に感じるほんの少し硬い場所 直接そこを押すと刺激が強すぎるようだ まるで開発なんか縁がないかのような初心な反応 涙を流す彼の頬に口づけをして グリフは指を抜いた ディラは肩を震わせながら自分の手で口元を覆っている 「す、すまぬ。私の身体が、うまく」 「いや……俺も気が急いてしまった。優しくなくてすまない」 「グリフは優しいぞ」 「中を弄られるのは、怖いか?」 「……仕事として、ちゃんと備えてきたから、怖くはない」 「そうか」 「だけど……グリフにされていると思っただけで、ダメなのだ。蕩ける」 グリフは思わず咽た ディラは一生懸命自分の状況を説明してくれているのだろうけれど 選ぶ言葉が独特すぎる ゲホゲホやってるグリフをディラが心配する 「グリフ?大丈夫か」 「んぁあ……大丈夫だ。ちょっと、驚いただけ」 「ん?驚いたのか」 「少しな。……なあ、ディラ、続けてもいいか?」 「……て、手加減を、頼みたい」 「了解した」 「あの、グリフの好きにしてくれて、もちろんいいのだが」 「俺はな、ディラを蕩けさせようとしているのだ」 「……そうなのか?」 「ああ。だから、蕩けると思うのは正常だ。そうなるようにしているのだから」 「うむ……では、あんな風になってもいいのか……」 「あんな風?」 「……続けて、グリフ」 おずおずといった風情でディラが両膝を開く グリフは誘われるようにその秘所へ指を差し入れた ディラはグリフに協力しようとしているのか 自分の膝を胸につけるようにしてみせる その姿は当然グリフを興奮させる 露わになったそこにグリフは顔を寄せて 自分の指を抜いた孔へ舌を捩じ込んだ 「あ……!グリフ、そこ、そんな」 音を立てて舐め 舌を出しては指を入れ 少し緩んだところを指で左右に拡げてはまた舌で愛撫する ディラの性器をゆるゆると扱いて 後ろを触られる違和感を性器の刺激と刷りかえると 少しずつ入り口が柔らかくなり始めた グリフはその周りの筋肉も解すように指先で押し撫でて ゆっくりと指を二本挿入した 性器を弄られる快感に誤魔化されてくれているのか ディラは苦痛の表情は浮かべない それでも慎重にずぶんずるんを繰り返す 「はぁ……んぁん……ン」 「痛くないか」 「グリフの、指……ザラザラ、して」 「そうか?秘密はないよ」 「うむ……でも、気持ちいい……」 今その顔しますか とろーんって音が聞こえそうな顔 眉毛下がっちゃって目が半分閉じちゃって 舌見えてるのは誘ってるんだよな、うん グリフは秘密のない指で乳首を柔らかく撫でながら ディラの唇を塞ぎ 指をもう一本捩じ込んだ ディラの口から小さな呻き声が漏れたけれど それさえ全部食い尽くす 「ディラ……愛してる」 「ん、はぁ……わかった、ようやく」 「ん?」 「こころと、身体が、離れていないのが」 「そうか」 「グリフなら、とっくに気づいているのだろう?私の身体が、グリフを欲しがっているのを」 荒い息を繰り返しながら ディラの腕がグリフを引き寄せて離さない グリフはこころの中で安堵の息をついた 指先で感じるディラの中は確かに熱く蕩けていて 奥の方からとろとろと濡れてきている それでもグリフはディラが自覚するまで待ちたかった こころも身体も全部欲しかったから 「ディラ……俺も、ディラが欲しい」 「うむ。愛してる、グリフ……だからきっと、私の身体が熱いのだろう?」 「そうだよ。俺も熱い。熱を、分け合おう」 「……嬉しい……愛してくれ、私を」 グリフは一度ディラから身体を離し 香油を自分の昂ぶりに塗りつけた 甘い香りが充満していく ディラの脚の間に身体を入れて彼を抱き寄せ 赤くぷくりと膨らんだ両方の乳首を摘みながら 深く濃厚な口づけをする 「ん……ぁん……グリ、ふ……」 敏感になった乳首は硬く尖り 強く抓ろうが優しく撫でようがディラの身体が跳ねる そのたびに膝が閉じようと動いて グリフの身体をぎゅっと挟みこむ グリフはディラの力がゆるりと抜けたのを見計らって 唇を重ねたまま自身をディラの秘所に宛がい 熱く蕩けたディラの中へ挿入した 「んう……っ!!」 ディラがばっと顔を背けてグリフの肩に腕を突っ張る 拒絶に等しいその動きにも グリフは黙ってディラが落ち着くのを待った 足の指の先まで緊張させて ディラは痛みに耐えて胸を大きく上下させている 「ぐ、ぐりふ……!」 「繋がったぞ、ディラ……俺の可愛いディラ」 グリフは下半身を動かさないようにしながら 優しくディラのあちこちに唇を寄せた 乳首への愛撫は止めず両方の親指の腹でこね回す ディラが何度も大きく息を吐き その呼吸が徐々に落ち着いていく 「ど、どんなに、他が痛くても、そこだけは、気持ちいい」 「ふ……そうか」 「う、む」 ではそのように グリフはディラの気が紛れるようにとさらに入念に乳首を摘みあげては押しつぶし きゅ、きゅ、と引っ張った 舐めてやりたいけれど下半身を動かさずには難しい ディラは少しずつ顎を上げてその愛撫に悶え始める いい兆候だ グリフは片手でディラの性器を優しく撫でた ディラの身体がぶるっと震える その拍子に後ろがさらに締まる グリフはさすがに声を上げそうになった 結構、痛いのだ 先っちょしか入ってないし グリフはグリフで必死に色々と耐えていた 「……ダメ、か?」 「え?」 「これ……ここまで、だけ?」 ディラがグリフを見上げている 幾分表情が和らいではいるけれど吐息は熱く短い どうした?と額に口付けると ディラが手を伸ばして埋まっていないグリフのモノに触れツツツと撫でた 敏感なところへの突然の愛撫に グリフのモノがビクンと震える ディラはその瞬間にンッ!と小さく呻いた 「ディラ……?」 「ん……これ以上はダメなのか?もう少し、欲しい。あと少しだけでいいから」 「……中に?」 ディラの潤んだ目が切なそうに細められて グリフを見つめ強く頷いた 「お願い……も、少し、グリフを私の中に」 「辛くないか?」 「辛いけど、かまわないから、もう少しだけ……ダメか?」 「ディラ、力を抜いて」 「だってグリフが、嫌だ」 「力を」 「だって」 「俺ももっと奥まで入りたい。全部、入れさせて」 「入れてくれるのか……?」 ああ この人は本当に何も知らないのだろうか 不安げに揺れる目を覗き込み グリフはもう一度力を抜いてと囁いて口づけをする ほんの少し繋がった部分をきつく締め上げ 放したくないと伝えてくるディラが愛しくてたまらない 手の届くところすべてを撫でまわし ディラのそこが蕩けるのを待つ しかしなかなかうまくいかないらしい ディラは小さく首を振って縋りついてくる 「だめ……だ。ど、したら」 「想像して……俺ともっと深く繋がるのを」 「ん……深く……?」 「全部俺に愛させてくれるんだろう?奥まで、ディラ」 指では届かないところまで拓かせたい 俺をどうか受け入れて グリフは何度も愛してると繰り返しながらディラを抱き締めた ディラは甘い吐息を零しながらグリフを呼び お願いだから、もっと奥へと囁く ディラのそこは少しずつグリフを受け入れ 半分が過ぎると早くきて、とねだるほどだった 「ディラ……ディラの中、すごく気持ちがいい」 「もっと中は、もっと気持ちがいいかもしれない。グリフ……味わって、私を」 「ああ。俺のディラ……愛してるよ」 グリフがゆっくりと腰を進ていく ディラは目を見開いて信じられないものを見るような顔で 自分の中に埋まっていくグリフを見つめる グリフはそれに気づいて少し身体を浮かせ ディラの膝裏をさらに持ち上げてより見せつけるような姿勢になった 「グリフが、私の中に……あ、ああ……!」 「そうだよ。ああ……ディラ、すごい」 「グリフ……!」 ディラは離れてしまったグリフの肌を求めて腕に力を込めた 引き寄せられるままにグリフは彼と肌を合わせて 最後まで自分の昂りを愛する男の中へ埋め込んだ 汗に濡れた柔らかい肌が密着する 「こんな、奥まで」 「ディラ、大丈夫か」 「もう、やらない……!」 「え……?」 ディラはますます力強くグリフにしがみつく グリフは彼をあやすように髪を撫で耳やこめかみに唇を寄せる 「ディラ?」 「やらない、誰にも。グリフは、私のものだ」 「ディラ」 「愛してる。グリフ、どうかもっと私を愛して……」 「もちろんだ。ディラがもういいと言うほどに」 「だめだ、もっと」 「ディラが望む以上に」 「私は、こころが狭いのだ……」 「ああ、ココも狭い。両方俺でいっぱいになってるな」 「グリフは、誰にもやらない」 「嬉しいことを……俺はディラのものだよ」 「マディーラを、グリフだけのディラにして……もっと、強く抱いて」 「愛してるよ、こころの底から。俺だけのディラ……ディラも俺を愛してくれ」 かわいい 愛おしい 彼を待ち望んでこの瞬間を待ちわびて グリフはこころも身体も満たされていく気がした できることならディラもそうであって欲しい とろりとろりと口の中を舐めまわす ディラはうっとりと目を閉じてその口づけを受け入れる グリフはディラの小さい顔を両手で包み その口づけよりも優しく腰をそっと押し付けた ディラがうっすらと目を開けて 紫の目が蕩けそうな色香を伝える 苦痛は薄いらしい それでも口づけを続けながら優しく慎重にほんの少しの力で腰を押し付ける 男根を尻穴にずぶんずるんするのは結構な負担だ 粘膜の擦れあいで生まれる快感は凄まじいけれど グリフは何も知らないディラの初めての夜は優しさで埋めたかった ぶっ飛ぶほどの絶快は折を見てゆっくりとたっぷりと だって俺たちは愛し合っているのだから お互いを強く求め合っているのだから 「ぐりふ……」 「ん?」 「すごく、きもちいい」 「そうか。俺もだ……」 「なんだか、中が……」 「苦しいか?」 「苦しいくらい、いっぱいで、きもちいい」 「……そうか」 あーやばい ガツガツ掘りたい そんなことをしたって今はまだディラを気持ちよくさせられないのはわかっているけれど グリグリゴリゴリズポズポやりたい だめぇ、どっかいっちゃうぅ!とか言わせたい もちろん、今も気持ちいいけれど はあ、とかわいいため息をついてディラがグリフの肩に額を押し付ける そして思い出したかのように そこにある大きな傷跡に舌を這わせた グリフは危うく達してしまうところだった 薄くなった皮膚は性感帯だ さっきといい今といい ディラの行動は読めなさ過ぎて冷や汗をかく 「ん、グリフ、痛かった?」 「いや……驚いただけだ」 「そう、か。中で、グリフのが、動いたから」 「へぇ……どう動いた?」 「え?……だから、その、大きくなったというか、少しまた太く」 「ディラがいたずらするから、嬉しくてな」 「いたずらではない。心配したのだ、やはり痛そうだから」 「痛くはないよ」 「赤く、浮いてきて……傷が目立つ。だから思わず」 「もっと、舐めて。気持ちがいい」 「……そうか。では」 グリフの身体に意識が向けられる程度には余裕が生まれているらしい グリフはそれが嬉しかった ディラはあーん、と口を開けて舌を出し 届く範囲の大小の傷を舐め回す くすぐったく思うたびに グリフの息子くんがビクビクと跳ねる うわー…… ディラの舌技、マジはまりそう…… 口淫もしっかり全部舐めまわす俺好みのやり方でさぁ あの小さい口に俺のがねぇ…… ディラに愛撫を受けながら グリフは恍惚としてしまって無意識に腰の動きが少し大きくなっていた ぐっと押し付けてほんの少しだけれど引き抜いてしまい ちょっとずつずるんずぶんに近づきそうになっていた 「あ、あの、グリフっ!」 「ん?どうした」 「待って、くれ、ちょっと、あ!んぁん!」 「……気持ちいいか?」 ディラの息子さんは完勃ちではないものの 先端から垂れた涎で光っている よく見れば小さなその孔からとめどなく溢れている ああ、感じてくれているのか グリフは嬉しくなって体重を掛けるように腰を押し付けた 「もっと、脚を開いて」 「……少し、恥ずかしいのだ」 「何がだ?ディラはどこも綺麗だ、恥ずかしい場所なんてないよ」 「なんだか、その、ねだってしまいそうで」 「さっき欲しいと何度もねだっていたぞ。今さらだ」 「……さっきはさっきだっ」 「ディラ、あまり可愛い事ばかり言っていると俺のがどんどん大きくなる」 「もう、これ以上はダメ、だ」 ディラは観念したかのように膝を外側へ倒し そろそろとその膝を伸ばして爪先を寝台へ降ろした いい眺めだ グリフは身体を起こしてディラを見おろしながら 腰を押し付けたまま小刻みに揺すった 「……ん、あ、グリフ、あ、ああ!ああんっ!」 「ディラ……ディラの中、俺を欲しがってる……わかるか?」 「わか、る。欲しい……あ、でも、奥、あ!いい……!!」 「ああ、いいよ、俺も……すごくいい。ディラ……ああ、ディラ……!」 「グリフ、もっと、あ、あ、こんなの、初めてっ……!」 グリフの心臓をズドンと射抜くディラの甘い言葉に グリフは自分の身体中の血液が下半身に集まるのを感じた ほとんど動かない結合部分からいやらしい音と共に粘液がにじみ出てくる グリフは自分の昂ぶりでディラの内側全部を強く圧迫し 彼をイかせようとさらに揺さぶった 擦れ合う感触はなくとも 強く柔らかく締め付けられてどんどん高ぶっていく それは自分と身体を繋げて悦んでくれる愛しい男の痴態と 満たされた愛情が原因だ ディラは大きく開いた脚を震わせながら 喉を見せて喘いでいる 中心は腹につくほど反り返り限界を告げている 「やぁぁんっ……!」 ディラの性器がビクンと大きく前後に揺れたかと思うと 勢いよく白濁を飛ばした 同時にぎゅうっと後ろが締まる グリフは思わず唇を舐めてニヤリと笑った ディラの内側の淫点が硬く大きくなっているのがわかる そこを擦るように優しくゆっくり前後の腰を動かし始める ディラの手が空を切り 自分の腰を掴むグリフの手の爪を立てた 「ああ……!はああ……!うあああ……っ!!」 「いいぞ、ディラ……すごくいい。上手だ」 「グリフ、あ、息、できな……!」 「大丈夫、ゆっくりだ。ディラ……我慢しないで、もっと俺を感じて」 「中、中がっ!ああっ……!だ、めぇ……!」 ディラの背がぐうっとしなって寝台から浮き上がる そうなるとまた中の当たり具合が変わって声をあげる グリフは頭が真っ白になっていった 興奮に我を忘れる 身体に溢れる快感に理性が侵されていく 荒く息を吐きながら ディラを貪り尽くしていく 考えるのはただ気持ちいいという事とディラが悦んで嬉しいという事だけ ディラは動きだけは緩やかだけれど決して放そうとしないグリフにどんどん追い詰められていた 自分の身体の輪郭がぼやける様な熱っぽい快感 ゆっくりと中を擦られるたびに身体の奥から強く鋭い刺激が背中をかけ上る 時々それと一緒に身体が大きく跳ねて目の前が白くなる グリフの肌が欲しい そう言いたいのに言葉にならない悲鳴しか出せない グリフの片手が腰を離し 胸の突起を抓り上げた途端 悲鳴さえ出ない衝撃で身体が痙攣した もう何も考えられない その時グリフの逞しい腕が強く抱きしめてくれた ようやくまともに息が吸えた気がする 「グリフ、もう、おねが……!はぁん!」 「ああ……ディラ、中に出していいか?」 「なかっ……?」 「そう。俺の、欲しいか?」 「なぁに……?」 荒い息の下 いつもからは想像もつかないほど舌足らずな言葉に ああもうダメ 絶対中に全部出してやる 欲しいって言わせてやる グリフはそう意地になってディラの耳をカプリと噛んだ ディラはもう出るものさえなくて震えている 「ディラ……中、気持ちいいか?」 「いい……すごく、いい、のだ。おかしい、くらい……おかしいのだ……っ!」 「おかしくないよ。ディラ、俺の愛を受け取って欲しい」 「ん、ちょ、だい……グリフ、欲しい……!」 「熱いの、欲しいだろう?ディラ……」 「グリフ、出そう、なのか?あ・あん!わたし、は、もう……っ」 「出そうだよ。ディラの身体がすごくよくて、我慢できそうにない」 「出して、我慢、しないで」 「どこに?」 「私の、中にしか、出しちゃダメぇ……!」 グリフはディラの唇を荒っぽく塞ぎ 吹けば飛びそうな理性にしがみついて激しい動きだけは自制し ディラの一番奥まで自分の欲望を押し込むと そこを先端に擦りつけるように腰を動かして 思い切り射精した

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