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「城崎っ…!!」
ガバッと体を起こす。
「ん……、先輩、どうしたんですか?」
「え?あ、あれ…?」
城崎は今まさに俺のちんこを咥えようとして……。
あれ?どういうこと?
隣で目を擦る城崎の姿を見て頭が混乱する。
「まさか……、夢………?」
「何がですか?ていうか、俺の名前呼んでましたよね。俺出てきたの?どんな夢?」
「待って。ちょっと待って……。」
ぐちょりと嫌な感触がして、俺に乗りかかろうとする城崎を止める。
こんなのバレたら……
「先輩、夢精したの?」
「ぎゃあ!!」
スウェットを引っ張り、俺のズボンの中を覗く城崎。
ベタベタの俺の下着。
最悪。本当最悪だ…。
「俺とえっちなことする夢見たんですか?ねぇ、先輩??」
「ほんっっとやめて……」
「どんな夢?俺が再現してあげますから。」
「無理。再現できないから…!」
「早く吐いたほうが楽になりますよ?先輩が言うまで、俺諦めませんから。」
そのあとくすぐりの刑を受け、全てを白状した俺を、城崎はとんでもなく甘い言葉と甘い愛撫で日がてっぺんに昇るまで愛し続けた。
俺の胸が真っ赤に腫れたことは言うまでもないだろう。
fin.
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