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SS3-2

「ただいま〜。」 鍵を開けて家の中へ入る。 待ってくれているはずの先輩の出迎えがなくて、少し残念な気持ちと同時に、何かあったのかと不安が(よぎ)る。 リビングの扉を開けるが、そこに先輩の姿はない。 「先輩?せんぱーい…?」 呼びかけるも返事はなくて変な汗が背を伝う。 浴室にも人気(ひとけ)はなく、しかしバスマットが湿っている。 風呂には入った?そんなに時間は経っていない? まさかと思って寝室の扉を開けると、ダブルベッドの上にパンツ一丁の先輩がスマホ片手に寝落ちていた。 「よかったぁ……。」 へなへなとその場で崩れ落ちる。 仕事終わりで22時を回っているのだから、最初から寝室を確認するべきだった。 待ってくれているという確信がありすぎて、逆に思いつかなかった。 息を整えて立ち上がると、先輩は気持ちよさそうに寝返りをうち、大の字に寝そべった。 珍しくトランクスを履いた先輩。 ボクサーパンツと違って緩いその下着の間から、先輩の先輩がポロリした。 「ん"んっ!!」 思わず咳払いする。 咳払いというか、可愛すぎてというか、言葉にできなくて…。 俺は両手で顔を隠しながらも、指と指の間から先輩のソレを凝視する。 「先輩のおちんちん……」 くたぁ…と、力無く先輩に付いているソレ。 無防備すぎる。可愛すぎる。 触りたい。揉みたい。 いきなり触ったら、先輩びっくりしちゃうかな? 「せんぱーい。起きないと触っちゃいますよ…?」 ツンツンと先輩の太腿をつつく。 先輩は「ん〜……」と(うな)って身じろぐだけ。 俺、ちゃんと警告したし。 冷たい手を擦って温めてから、先輩のに触れた。 ふにゃ。 って擬音が一番しっくりくると思う。 いつもは俺や行為に一目散に反応して硬くなってるソレが、今は本当そのまんまで、柔らかくてすげぇ可愛い。 ヤベェ、俺の語彙力。 昔流行った脳内メーカーでいうと、『エロ』で埋め尽くされてピンク色になってそう。 先輩が可愛すぎてくらくらしてきた。 とにかく今は頭の中を落ち着けるので精一杯。 先輩のは柔らかいのに、俺のは対照的にガッチガチに硬くなっていた。 マジで可愛い。 触れたはいいがどうしていいかわからず優しく握ると、先輩のソレはむくむくと少しずつ硬さを帯び始めた。

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