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SS5-4

もう……。 なんなの?可愛すぎるでしょ……。 嫉妬してるって分かってたけど、自分で気づくのと先輩から言われるのじゃ違う。 可愛くて堪んない……。 なんなの、「もん!」って。 めちゃくちゃ可愛い〜……。 口の中をくちゅくちゅしてあげると、先輩は蕩けたような表情で俺にもっととキスを強請る。 もうこれ俺が抱いて支えてあげてなきゃ崩れてるでしょってくらい、先輩は俺に体を預けてる。 キス一つでこんなになっちゃう先輩が可愛くて可愛くて仕方ない。 「…………機嫌治った?」 「ただのご機嫌取りかよ…。」 さっきまで怒ってたのに今はキスに夢中なのが可愛くて揶揄ってしまう。 先輩はムッとした顔で俺を睨んだ。 「違う。謝ろうと思って。」 「え?」 「俺、先輩だけが悪いみたいな言い方しちゃいました。俺も先輩が隣にいなくて腹立って、先輩に嫌な思いさせちゃったんですね…。ごめんなさい。」 先輩に嫌な思いさせたいわけじゃなかった。 先輩が悪いとは思ってないけど、もう少し危機管理能力持って欲しかっただけ。 先輩の隣に俺以外がいるのが気に食わなくて、勝手に怒ってただけ。 ごめんねと謝りながら、何度もキスを繰り返す。 「城崎……、好きぃ…。」 先輩が小声で呟く。 「俺も大好きです。」 音を立ててキスをする。 いつもみたいに、照れて俺の胸に顔埋めて照れ隠しするのかと思ったら、真っ直ぐ俺を見つめてきた。 「もっとチューして…?」 上目遣いにそんなお願いされたら本当堪らなくて、我慢できずにむしゃぶりつくように何度もキスを繰り返した。 何度教えても、先輩は夢中になると時々息をすることを忘れる。 可愛い声で小さく喘いで、俺を魅了する。 「ふっ…、ぁん、ンッ……♡」 「先輩……」 「ん…っふぅ…♡…ん、ん……っ♡♡」 あ〜〜………。 クソ可愛い。 今すぐ家に持ち帰って、声が枯れるまでたくさん愛し尽くしたい。 興奮して硬くなったそれを先輩のお腹に押し当てると、顔を赤くしてベルトを緩め、下着とともにスラックスを下ろし、壁に手をついて俺に尻を向けた。 えっっろ……。 誰だよ、こんなえっちに育てたの…。 俺だけど…。 「先輩…、みんないるよ…?」 「先っちょだけ……。」 そんなんで終われるかいっ…!! 心の中で全力でツッコミながら、先輩のお尻に怒張したソレを押し当てる。 期待した目で振り向く先輩が可愛すぎて、たがが外れた。

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