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オーラスを終え、俺は透さんとAquaに飲みに来ていた。
「もぉ本当にぃ…、綾くんが可愛すぎてぇ…、もう俺っ…、生きててよかったぁああ〜〜」
「夏くん…、もう酔っちゃったの……?」
「麗子、放っとけ。ずっとこんな感じだ。」
綾くんが近かった。
ガチで毛穴まで見えた。
(※見えてない)
俺の方見ながら踊ってた。
(※そんなわけない)
綾くんが可愛すぎてツラい…。
「綾くんとセックスしてぇ……。」
「ぶはっ…!!どストレートだな。」
今まで思ってても言ってなかったことが、ついぽろっと出た。
だって今日の綾くんの衣装、ホットパンツだよ…?
エロすぎる…。
あんな綺麗な脚晒されて、お尻も俺好みで…。
「この興奮どうしたらいいかわかんない。もう綾くん抱くしかない。あー……、でも綾くんは天使だから俺みたいな凡人なんかとセックスできる生物じゃないんだよなぁ。」
「できるだろ、人間なんだから。」
「はぁ〜?!綾くんは天使なんですー!!」
「あっそう。」
でもマジで綾くんと会えたら、俺襲っちゃうんじゃないかな…。
犯罪者になって捕まっちゃうかもしんない。
止めれる気しないもん、今すげー綾くんが欲しい。
普段ヌードの写真は絶対出さない綾くん。
だけどまだデビューしたての頃、バラエティの罰ゲームで言ってた自分のコンプレックスで、陥没乳首であることを暴露していた。
綾くんの乳首が陥没してるの想像して、最低10回は抜いてる…。
いけないことしてるのはわかってるけど、だってそもそも綾くんって俺の好みど真ん中なんだもんな…。
「せめてキスしてぇ…。」
「すりゃいいじゃん。」
「会えないんですよ、そう簡単には。」
「ふーん。」
そんな簡単に会えたら苦労しない。
というか、会えたら眩しさで目潰れるかも。
うぅ……。俺と綾くんが恋人になれる世界線ないんですかね…。
「あー、抱きてぇな、俺も。」
「え?」
「圭だっけ?顔も可愛いけど、身体のラインとかすげーそそる。」
「うわ…。透さんが言うと本気っぽくてやだ…。」
「本気だからな。」
「綾くんにそんな気起こさないでくださいね?」
「バーカ、起こすかよ。」
透さんだけは敵に回したくない。
イケメンで背も高くて、おそらくセックスも上手くてナニもデカいだろうこの人だけは。
「そろそろ帰るぞ。家まで送っていってやる。」
「はは〜。透さんイケメ〜ン。」
「つべこべ言ってないで、ほら。」
酔っ払いの俺を支え、なんとお代まで払ってくれて、透さんに連れられて、大通りに出るまでのネオン街を歩いた。
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