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8-2

ベッドルーム、いつもと違うのは、俺を見下ろす影が二つあるということだけ。 「どんなプレイがしたいですか?」 「先輩のしてほしいこと、全部叶えてあげますよ♡」 テーブルランプだけが灯った部屋。 やる気満々で素っ裸の俺たち。 俺を見下ろす城崎の顔、すげーエロい…。 「何したらいいかとか…わかんない…。」 「何それ、先輩えっちなことで頭いっぱいなのに、純粋なフリしてるの?可愛い。」 「じゃあまずはいっぱい気持ち良くなりましょう?」 「うわぁっ…!?」 城崎に後ろから、太腿ごと抱きかかえられるように持ち上げられる。 「ま、待って!恥ずかしい…!嫌っ…!」 「そんなこと言って、先輩のココ、期待してません?」 「ひぅっ…」 亀頭を指の腹で擦られると、じわっと汁が溢れる。 思いっきり開脚させられている状態だから、もう一人の城崎に、恥ずかしいところ全部見られてる。 こんなの、恥ずかしい。 「先輩、ローションかけるよ?」 「ひゃっ…、冷た…っ」 「久々に玩具も使おっか?」 「え…」 「ほら、当てますよ〜。」 「やっ!ぁん♡ああっ、いやっ♡」 振動した電マを、ローションまみれになったペニスに押しつけられる。 突然きたあまりにも強い刺激に、俺は腰を仰け反らせようとするが、その行為は後ろで俺を押さえつけている城崎に体を擦り付けているだけだった。 後ろで硬い城崎のソレが主張して、興奮が高まる。 ブブブ…と無機質な音が部屋に響く。 俺は城崎と一緒に気持ち良くなりたいのに、無理矢理絶頂に連れていかれそうなこの感じが嫌だ。 「やだぁっ!城崎っ、城崎っ!!」 「なーに?ちゃんと見てますよ?」 「玩具やだぁっ…!イクッ!やだっ…!」 「イッていいよ?ほら、気持ちいいでしょ?」 「〜〜っ♡♡♡」 亀頭に電マを当てられた瞬間、俺は勢いよく射精した。 だから嫌だって言ったのに…。 城崎の腹筋に白くてドロドロした俺の精液がかかる。 俺がその光景を虚ろな目で見つめていると、今出したばかりで敏感になっているペニスに、城崎がしゃぶりついた。 「あぁんっ♡やっ♡やだぁっ…!」 「先輩、今日イヤイヤばっかり。なんでそんなこと言うの?」 「まだ出したばっか…!やっぁ…♡気持ち…っぁ♡あ〜…♡♡」 「出したばっかりだからいつも以上に気持ちいいでしょ?このまま潮吹き頑張りましょうか。」 「やだっ!潮吹きやだぁ…」 「俺しか見てないんだから、恥ずかしい姿たくさん見せてください♡」 「イクッ!いやっ…、やだっ…!で、でるっ…!」 「ん。もうちょっと。頑張れ〜、頑張れ〜。」 「あっ、あっあ!イクッ!イクッ!!あ〜〜……♡♡♡」 出る寸前に城崎がフェラをやめ、顔を離した。 プシャァッと、開脚しておおっぴらに晒された俺のペニスから、透明な液体が空に飛散した。 「っ…、ヒック……」 「先輩、可愛すぎ…。大好きですよ♡」 恥ずかしくて泣き出してしまう俺を、城崎は愛おしそうな顔で抱きしめる。 前からも後ろからも伝わる、大好きな城崎の体温。 両耳から聞こえてくる、嬉しそうな城崎の声。 こんなに大事にしてもらえるなら、もう何見られたところで怖くないかもしれない。 恥ずかしさが消えるわけではないけれど…。

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