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SS8-3
ボーッとする頭を働かせ、城崎の首に手を回す。
「城しゃき……」
「んー?可愛いね、先輩。気持ちいい?」
「きもちぃ…。変な感じ…。」
いつもよりイキまくってふわふわしてて、なんか夢みたいな感じだ。
まだ全然いけそう…。
「城崎は…?」
「俺も気持ち良いですよ?先輩と一緒にイキたい。」
「俺も一緒がいい…。」
「もっかいシよっか?」
「うん…っ」
ギュッと抱きしめると、城崎も俺を抱きしめてくれた。
「あんっぁ♡ああっ♡♡」
城崎は俺の脚を開き、ズプンッと一気に突き挿した。
その快感にまたイキ、ゆさゆさとグラインドされるたびに身体の奥からピリピリと快感が脳に伝わる。
「先輩、もっと深くシよ?」
「え?…あっぁ♡ダメっ…、あぁっ♡」
城崎は俺を抱き上げ、挿入したまま立ち上がった。
時々抜けそうなくらい浅くなり、そしていきなりズプンッと深く突き挿さる。
不安定な快感の波にハマってしまいそうだ。
「あー…ヤバ…。可愛すぎ……。」
「あぅっ♡あっぁ♡イクッ♡イクッ♡♡」
「俺もそろそろイキそう。一緒できる?」
「できるっ…♡あぁっ♡♡」
城崎が俺の中で爆ぜたと同時に、俺もまたイッた。
城崎は俺をベッドに寝かせ、横に寝転がる。
「ちょっと疲れたから休憩。」
「俺も…?」
「んーん。先輩は玩具で可愛がる。」
「ひゃんっ!」
城崎は玩具箱から羽根付きの棒を取り出した。
城崎はそれで、こしょこしょと俺の乳首や横腹を擽る。
「やだっ!これやだっ…!」
「なんで?」
「擽ったい…っ!あっ…♡♡」
擽ったいはずなのに、ビクビクっと体が震える。
俺が感じているのを見て、城崎は嬉しそうに玩具で俺の身体を撫でる。
「これの正式名称知ってます?」
「知らな…いっ…!もぉ…やめて…♡」
「フェザーティックラーって言うらしいですよ。名前なんて興味なかったですけど、買う時に書いてて。まぁ知ったからどうなるとかはないんですけど。」
「あぁっ♡…ね、城崎ぃ…、やめてぇ…」
城崎は俺がヒンヒン言ってるのに、どうでもいいことばかり言ってくる。
今はそんなことどうでもいいんだって…!
むず痒い感じなのに、脳がバグって全部快感として拾ってしまう。
「城崎ぃ…♡」
「ん〜、マジで可愛いな……。先輩、おいで?」
「〜っ!」
城崎が腕を広げたので、俺はその胸の中へ飛び込んだ。
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