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SS8-4
やっと抱きしめてもらえたと思ったのに、突然耳を噛まれ、ビリビリッとした感覚が全身に伝わる。
「やっ…♡な、なに…?」
「耳も感じる?」
「ふあぁっ♡」
耳にフゥ…と息をかけられ、ゾワゾワする感覚と共にまたイッた。
次はどうやら耳責めらしい。
「本当才能だよね、これ。先輩ってば、媚薬飲んでるみたい。」
「やっ…♡城崎、耳元で呟かないで…っ!」
「ん?……愛してるよ、綾人さん♡」
「〜〜〜っ♡♡♡」
ビクビクっ
突然の名前呼びに全身が震える。
声だけでイクとか…、恥ずかしい……。
「可愛い。ここも感じる?」
「んゃっ?!…ちょっと、城崎っ!」
「先輩ずっとビクビクしてる。すごいね、今日。」
「そういうふうに…っ、仕向けてるだろ!」
耳朶を喰まれ、またイッた。
もうイキすぎて感覚なくなってきた…。
「先輩?まだ終わってないよ?夜までまだまだ時間あるのに。」
「も……無理ぃ…」
「いけるいける。」
「ぎゃっ!!」
乳首にビリビリっと電流が走ったみたいな感覚。
城崎が俺の乳首を引っ掻いたのだ。
今ので一気に目が覚めた。
「先輩ってば、びっくりしすぎて目が点になってますよ?可愛い〜♡」
「あっ、やだそれっ…、やっ!」
「これ好きでしょ?勝手に気持ちよくしてくれるもんね?」
城崎はふるふると刺激を待っている乳首に玩具を付けた。
買った時はしばらくハマってたけど、最近は姿も見なかったあの玩具。
カップを乳首につけて、ウィンウィン自動で動き回るやつ…。
城崎はそれを俺の両胸に取り付け、スイッチを押した。
玩具は元気に俺の乳首を擦り始め、俺は体を反らしながら何度も絶頂へ導かれた。
「も…やだぁっ……!」
「すごいね、本当に。」
「ごめんなさいっ…♡あぁっ♡♡」
「何に謝ってるの?先輩何も悪いことしてないよ?」
「も、やめてぇっ♡♡…おしまい…っ、も、やめるぅ…っ」
「だーめ♡」
「ああああぁ!!………〜〜っ♡♡♡」
乳首につけられた玩具の動きが変わり、俺は声を上げてまた何度も絶頂した。
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