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第137話 R18
「っ」
する、と相良さんの手が僕の着ている上着の学ランを持ち上げる。現れたのは僕の肌。胸元まで引き上げられたから、お腹のあたりがすーすーする。
相良さんの唇が下に降りていく。唇から、首筋に埋まる。相良さんの髪が重なるからくすぐったい。僕は身体をしならせるように震えた。力、抜けそう……。かくかくと震える足でなんとか立っていると、相良さんが僕の胸の突起に吸い付いてきた。あ、だめ。今そんなことされたら……立てなくなる。
ちゅう、と紅い舌が僕の突起を吸う。相良さんの舌、熱くて気持ちいい。相良さんは僕の胸の突起を片方吸いながら、空いている方を指で弄った。既に熟れているくらいピンクに染まっている乳頭を爪の先でかりかりと弄られる。それ、好き……。僕はだめだと思いつつも胸を反らせて相良さんに押し付けていたらしい。相良さんの目が僕を見上げた。身体中がぶわっと熱を持つ。だって相良さんが獣みたいな目で僕を見ていたから。相良さんは僕の胸の突起に吸い付きながら、器用に乳頭を弄っていた手を僕のおへその辺りに下ろす。やばい、そこは……。見なくてもわかる。身体中の熱がそこに集まっていた。恥ずかしい。恥ずかしい。相良さんが、ゆっくりとそこに手を持っていく。
「雛瀬ーー。お前、かわいいな」
耳元で囁かれる相良さんの言葉は魔法みたいで。僕はその声だけで達しそうになった。ずる、と力が抜けて座り込んでしまった僕の身体を相良さんが引き寄せる。絨毯の上に静かに降ろされた。相良さんに抱き寄せられたとき、硬いものが僕の太ももにぶつかったのが素直に嬉しかった。相良さんも興奮しているんだ……。
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