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第250話

「おじさんの感じてる顔なんかを、そんなにまじまじ見ちゃいけません」  照れてるのかな。相良さんは耳をかきながら言い放つ。  くす、と笑うと相良さん真剣な顔するから。びっくりして笑うのをやめた。 「まだまだ余裕があるんだね」  ぐっ、と腰を支えられる。これ、やばい。本能的に身体をすくめる。 「っあ……あ"」 「……っ」  相良さんに下から突かれる。ベッドの音、すごい。耳に入って、頭がぐらぐら揺れる。相良さんのものが出たり、 入ったりするのが気持ちいい。いつのまにか、僕の身体は相良さんのことを難なく受け入れられるようになっていた。馴染んできたのかもしれない。彼の形に。  相良さんの先端がぐりぐりと僕の内奥を抉る。その手前にある少し膨らんだところに相良さんの裏筋が当たって、苦しくてしょうがない。イきたくて、イきたくてしょうがなくなる。前を弄っているわけでもないのに、そこはみだらな滴を垂らしている。それが相良さんのお腹に垂れてるんだけど、それを彼は嬉しそうに見つめてくれる。 「ふっ……く、ぁ……」  僕の中の快感が弾けた。先端が震えて白濁が飛ぶ。それは相良さんのお腹と僕の胸にまで飛び散った。 「……やば」  相良さんらしくない言葉遣い。それを不思議に思っていると、相良さんが僕の身体を強く強く抱きしめてくれた。  あ、中、震えて。  相良さんのものがどくどくと震えているのがわかる。いっぱい出てるんだろうな。そう思ったら、僕の身体がふわふわと浮かび上がるような感覚に陥った。

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