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第2話
「腹減った~圭吾は購買?」
前に座っている富永が机をこちらに向けながら聞いてきた。
「お~ですよって早よ行かなくては!メンカツサンが~」
富永と俺は猛ダッシュで教室を出た。
「アッ!ごめん」
出会い頭誰かとぶつかり
倒していた。
「痛っ!」
やべえ誰だ?
うわっ!砂川優だ
「だっ、だ、大丈夫か?」
思わず手を差し出すと
「有難う、あぁ大丈夫だ」と
言いながら俺の手を借りながら
立ち上がった
「圭吾、俺が買ってくるから」
富永は俺から財布を受け取ると
購買へと走っていった。
「本当大丈夫か?怪我してないかな」
やたら心配する俺を見ながら
砂川はニヤりとして
「俺も見た目よりは肉付いてるから、このくらい平気
それより富永君買えるかな」
「なんかは買えるよ買えなきゃ外出るし」
「それだめなやつだよね」
と言って砂川はケラケラ笑った
やべえ~って俺やべえ~って
砂川優とマジ話してるよ
幸せ~恥ずかしい~
富永が後ろからでけぇ声で
「買えたぞ~残ってたの全部買ってきたよー」
「全部?すげぇそんな食べる?
アハハ俺もお弁当食べるね」
砂川は軽く手を上げて
席に戻って行った
「遅ぇよお前ら」
矢沢は待ちくたびれて
食べ始めていた。
マジかよ
友達からお願いします的な
流れになれたらどうする!!
妄想爆発 ぼーっとしている
俺を見て矢沢と富永は、
また幽体離脱始まりましたーと
言って暫く放置されたのだった
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