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第22話
俺は見つめられ
唇を啄まれ
抱き締められた
何度繰り返してくれるのか
「圭吾…好きだよ」
「砂川…ウウン優って呼んでいい?」
「名前で呼んでくれるの?嬉しいよ」
「そうだ ふたりには話すの?」
「俺が優…を好きなのは知っているんだ すごく応援してくれてる
だから話すよ いいかな?
その時は一緒にいてくれる?」
砂川頷いて
「だから 好弥君が色々してくれていたんだね
もちろん一緒に報告したいなぁ」
砂川は俺の手を取り
「帰ろ!圭吾 でもキスしたいよ」
「して欲しい 俺も」
照れながら砂川を見ると
「もう~圭吾」
「優…ウゥン」
さっきより深いキスをしてくれた
「また明日しようね
もう~止まらくなるよ」
俺達は何も無かったように教室へ戻った
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