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第54話
圭吾が顔真っ赤にしている
ちょっと刺激強かったかなぁ
でも でも触りたいんだ
初めてふたりでしたより
もっと良かった~って実感したくて…
圭吾は今頑張って抱いてくれている 凄く嬉しいし気持ち良いよ
だからもっともっとって
欲張ってしまう
「圭吾 マジな話し
俺たち時間がありそうで
実はない…
大人同士と違って「じゃあホテル」
とか「今日おまえの家行くわ」
とか無いから 今回の親の旅行なんて信じられないチャンス
出来ることはやってみる!
触れあうことで
俺を知ってほしい
圭吾をもっと知りたい
体を知れば知るほど
それよりもっと深く心を知りたくなる
順番違ってるかもね
でも 本能だよね
好きな奴と愛しあいたいってさ」
「なぁ 優はすげぇよ
そうだよな ただの勢いでやってるんじゃない 好きで好きで
どうしようもないんだ
俺たちにとって大切な初めてをひとつひとつふたりで経験していくんたもんな 」
砂川は俺の体を優しく倒し
「じゃあ 俺からするよ」
優しい唇は俺の体をゆっくり
貪り始めた
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