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第72話

「ねぇ二人にお願いがあるんだけと」 「何に?優のお願いなら何でも聞くよ~ねぇ新?」 「まぁ大体のことなら」 「今度絵のモデルって言うか 写生させて貰いたいんだけど」 「ヌードモデル!!!!やりますよ~ 俺 自信ある!」 「好弥!!!! ち、ち違うよ!なわけ無いから」 真っ赤になって首を思いっきり横に振っている砂川 「それは俺だよなっなっ? 優?」 「圭吾~それ~」 富永に頭を叩かれた 優を見ると 凄い目で睨まれた! 「ごめんなさい…」 ぷいっと横を向かれ 「真面目な話し 二人が部活しているところ書きたいんだ 一応それぞれの顧問の先生にはお願いに行くけど~どうかな?」 「何かの展覧会に出すの?」 「好弥 ごめん説明が足りなかったね 今度の文化祭で美術部の活動を 紹介するための作品展に出すんだ」 「はい!俺は了解しました~格好良く一お願いします」 「判った いつでも良いよ」 「有り難う!良かった!日程なんかはまた教えるね」 「優~良かったね」 「君誰?だっけ~知らない人は話しかけて来ないで下さい」 「そうだそうだ!もっと言ってやれ」 「さてと 好弥行くぞ 英語の宿題写すんだろう?」 「アッそれここで言うか?」 「良いんなら 俺は構わないよ」 「意地悪~見せてください!」 「じゃ悪いけど先行くわ」 「お~お~了解すっ」 何か気まずい空気~ 砂川は黙々とゴミを片づけている 「ごめん つい…」 「もう…圭吾なんか!アッ」 砂川の腕を引っ張り 腕の中に閉じ込めた 「好き…優」 コクンと頷いた砂川 「学校だけどキス下さい」 アアア 喜んで!!!! させて頂きます!!!!

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