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第80話
「おはよう!昨日有り難なっ」
「おはよう!気にしなくて大丈夫~」
俺たちは富永にラインしてから
病室に向かった
ノックをすると
富永がドアを開けてくれた
「おはよう~起きてるよ」
ベッドに近づくと
「お~悪かったな 盲腸如きで」
「何言ってるの?結構腫れていて
危なかったてお医者さん言ってたじゃない」
富永は口を尖らせながら文句を言ってる
「好弥お疲れ お前のお陰で
俺らも安心出来たし」
「何もしてないよ~簡易ベッド借りて寝てました~」
「グ~グ~グ~ってな」
矢沢の口調が優しい
富永が軽く矢沢を撲つ
砂川が笑いながら
「好弥 着替えないと 時間が」
「そうだっ! 新!
荷物帰りに取りにくるから
置かせてね~」
「もちろん お前らも来てくれるの?」
「もちろん!!!!じゃ行ってくるわ」
「オッ 気をつけてなっ」
「駅前で朝マッ・しよう!」
富永が叫んでる~
腹減った~
「朝マッ・!!!!~畜生」
ドアの向こうで叫んでる~
退院したら…奢るよ~嘘!
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