｢まさか好弥がいるなんて思わないから驚いたかもね　でも嬉しかったと 思うよ新は…　 朝会ったとき手術したばっかりの人とは思えないぐらい穏やかだったもん｣ ｢好弥～泣くなよ～あいつに偏見はない　だろう?　だから気持ちに正直になれよ　伝わるから　ただ　受け入れられるかは 判らんよ?　でも！俺も優もお前の味方だからなっ！｣ ｢そうだよ　最強だよ！俺たちは!｣ ｢判った　正直にだね　有り難う｣ 富永が少し笑ってくれた そのひとが昨日とは違って見える そのひとの言葉が切なく聞こえる そのひとの微笑に胸が苦しくなる 逢いたい　苦しくても 逢いたい　切なくても そうであっても　逢いたいんだ