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第99話
「優弥さん話して」
母さんがあいつをみた
「そうだね ちゃんと話す時が来たかな でもまずはあの日の事は
本当に申し訳ない無かった
行動は軽率極まりなかった
優に背負わせたものが
こんなに大きくなっていたのに気付かなくて」
あいつは頭を下げた
「そしてあの時の人が宮下信也さんだ」
「あの時は突然色々な事が起きて
理解を超えていたと思います
優くん心からお詫び申し上げます
そして光子さん改めて
謝罪いたします」
白々しんだよ
兎に角吐き気そうだ
母さんは大丈夫なのかな
「お父さんはいわゆるゲイではなく
バイセクシャル 男性にも女性にも恋愛感情が持てる人間
突然 一目惚れだ…男子にだった
どんどん好きになっていく
彼女がいて付き合っているのに
俺はゲイだったのか?
でも彼女に嫌悪感はない
周りに相談なんて出来ることも無く…
俺はゲイじゃないと言い聞かせていた
苦しかったよ
だんだん彼女と上手く行かなくなった で 俺は逆にゲイだと思い込む事にした
感じ方は人それぞれだから一概には言えないけと
でも素敵なな女性に会えば好きになるし
セックスしたいんだよ
だだの淫乱男にしか思えない
本当きつかった
本気の恋愛が出来ないのか?
子どもが欲しいのに
それも叶わないのかってね
そんな時光子さんと出逢い
恋に落ちた
幸せだったね
運命を感じていた」
母さんも嬉しそうだ
運命感じて
浮気するか?
夫婦のベッドで!
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