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第100話

「母さんは親父の事聞いたの?」 「もちろん 話し合ったよ 男性を愛したらどうする? ルール 騙さない事 正直に話すこと 子供が一番だから離婚は無い 私が嫌いにならない限り離婚は無い 相手と同じ位愛する 離れたくなかったからね で結婚して優が生まれた! 嬉しかったね 暫くして優弥さん 宮下さんの事で悩んでいるって相談された」 なんだかもっと吐き気が来た~ なんだ?ルールあんのかよ 「それって浮気してるんだけど どうしようかって奥さんに相談したって事だよね なんか理解出来ない じゃぁあの日みたでしよ 仕方ないって思った?」 「あれは…優弥さんの完全ルール違反よね それが原因で流産したし それまで上手くいってたのに 優弥さんもつらかったのかなって 宮下さんをもっと愛したかったのね」 なんか納得いかない 何でそうなるよ~ 「宮下さんそんな関係は親父の思う壷ですよね 良かったんですか?」 「うーん私はゲイなんですが 初めは嫉妬しました 離婚はしないってハッキリ言われているんだからつきあいませんよ 遊ばれるなんてごめんですから でも 優しくて  大切にしてくれるです 光子さんにもあわせて頂いて なんだか安心したんです この大人の関係上手く行く でもあんな事を起こしてしまって」 俺がおかしいか? この三人頭大丈夫か?

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