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第105話

着替え終わっ俺たちは 離れがたくて 抱きあい どれだけキスをしただろう 学校だと判っていても… 気持ちを抑えられず 火照りが増すだけだ 砂川が泣き出した その涙を吸ってやる事しかできない俺 「優 帰れるか?送るか?」 「大丈夫だよ…うん…大丈夫 離れたくないの…圭吾」 「あっ 母さん 今日優泊めるから 夕飯よろしく コロッケ?はーい」 「えっ! えっ!いいの? 嬉しい!本当の本当?」 「聞いてただろう コロッケだよん  優は早く家に電話して」 「あっ 俺 今日 圭吾の家に泊めて貰うから じやぁ」 にこにこしている砂川…堪らん 今泣いたカラスなんだよ くっ~可愛くて仕方ないよ でも…あの時の優は… 抱かれたくて堪らないんだ 男前でっ!!!!! そうと決まれば 即効学校を飛び出す!!!!~

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