103 / 212
第105話
着替え終わっ俺たちは
離れがたくて 抱きあい
どれだけキスをしただろう
学校だと判っていても…
気持ちを抑えられず
火照りが増すだけだ
砂川が泣き出した
その涙を吸ってやる事しかできない俺
「優 帰れるか?送るか?」
「大丈夫だよ…うん…大丈夫
離れたくないの…圭吾」
「あっ 母さん 今日優泊めるから 夕飯よろしく コロッケ?はーい」
「えっ! えっ!いいの?
嬉しい!本当の本当?」
「聞いてただろう コロッケだよん
優は早く家に電話して」
「あっ 俺 今日 圭吾の家に泊めて貰うから じやぁ」
にこにこしている砂川…堪らん
今泣いたカラスなんだよ
くっ~可愛くて仕方ないよ
でも…あの時の優は…
抱かれたくて堪らないんだ
男前でっ!!!!!
そうと決まれば
即効学校を飛び出す!!!!~
ともだちにシェアしよう!