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第130話

「確かに 関心はあったよ 何で今更家に来るかも判らなかったし ふざけてるって怒っていた どうしてだろう こうやって話ししていると 信じられない気持ちが起こってくるんだ 俺十七だよ でも 今抱っこして欲しいくて おかしいね」 「優 おいで  おかしいわけ無いだろう パパはずっとそう思っている」 優が 優が胸に顔を埋めて この腕のなかでパパ パパと言って泣いてくれている 「小さな優…可愛い優…」 「優?」 眠ってしまったんだね   なんて可愛いんだ 「さぁパパも寝ようかな お休み優」 十七才の息子が可愛い寝息をたててパジャマにしがみ付いている 涙が止まらない 後悔の涙 自分への怒りの涙 そして愛する子供がこの腕に戻ってくれた 幸せの涙

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