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第138話

三時を回り俺たちは散歩がてらコンビニに向かった 「なんか良いね 四人だけで 気兼ねしないでいられて ねっ好弥!」 「本当だよ やっぱり学校だと気遣うよね」 「ヘエ 知らなかったよ」 「本当だよ」 「どの辺気遣い為てる?」 「健気だから判らない所に気遣い為てるんだよ!」 「意味不明だよ~ 優が怒るか~ 好弥が泣くか?」 またふくれる 俺たちは同時に恋人の名前を呼んだ 「優 おいで」 「好弥 手」 飛んでくる恋人はキャッキャ言いながら纏わり付く子犬みたいだわ あっ!決して愛犬の躾のコマンドではありませんよ~

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