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第142話

「一番居心地よい態勢をふたりで考える  それは具体的やらなきゃ判らないよ だから俺が昼間言ったけど恋人として過ごそうって」 そう言いながら砂川は俺の隣にきて 「圭吾 馬鹿だな ちゃんと話してくれたら良いのに おいで」 なんか安心して砂川の胸に顔埋めた俺の耳元で 「頑張ったね 可愛いよ圭吾」 囁く砂川の声は艶めいている 「新はどう?なんか心配ある?」 砂川は俺の髪を撫でてる 「なんか圭吾と優を見ていて 俺恥ずかしいよ 形を気にしていたんだ その時の気持ちかぁ 圭吾は今は優に甘えたい?」 「そう 優が俺のやってることを理解してくれたから安心したのと 俺たちにはこんな感じの時もある事を見て貰いたかった」 頷く矢沢に 「新 先に上がるね 圭吾行こう 玄関戸締まりするから  お休み」 「ああ有難う お休み」 ふたりきりになると 矢沢は富永を抱き寄せ 「好弥 物凄く好きだよ  俺たちも寝ようか?」 富永は静かに頷いた

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