144 / 212

第146話

「ねぇ~圭吾考えたんだけと~」 怪しい!この声のトーン 嫌な予感しかしない 「なんでしょう?もう寝ますか?」 俺はベッドに横になりポンポンとマット叩いて呼んでみた 「違う!」 また始まったよ 砂川のふくれ面 「何?どうしたいの?」 ベッドに這い上がって来て 「ねぇ信也さんに聞いてみよ」 「誰が?」 「圭吾が」 「俺?俺?なんで?」 「やっぱり俺は話し辛い」 「俺は平気?なの?」 「そこは男同士でさ 相談する感じでさ~」 「お前も男ですけど」 「今日はマグロですか?になる!」 何にがマグロになるだよ! よーし良いこと思いついた!!!! 「判った!今言ったこと 忘れるなよ」 俺は覚悟を決めて信也さんに電話した 「あっ!もしもし 信也さん!ですか はい!はい!圭吾です あっいえ 何も無いんですが 痛ぇあいえ はぁ違うんです」 さっきから砂川が蹴りを入れてくる 「すいません 寝てましたか? よかった~相談があって…… 優弥さんは? 寝てる いえ起こさないで! はい 有難うございます  じ、実は俺たちですね 最後までしてみようかと言うことになりまして…はい?だからですね セ、セ セックスを……はい 笑わないでくださいよ!で ネットで色々…調べて尻シャワー え?あ~シャワ完まで出来たんですが はい はい そうなんです 肝心な物がなくて……はい ローションなんです ゴムも はい 信也さんベッドのサイドテーブルの下に はい 後で払いますので いえ恥ずかしい限りです 準備もしないで え~思いつきではないんですが どっちがどっち? ああ いゃ まだはっきり決定してないと… あっはい 丁寧な準備 相手への優しさ 痛がったら辞める はい 一日で成功しないから焦らない はぁ はあ 頑張ります! あの~優弥さんには内緒に…… へぇ?へぇ?スピーカーに! なんで~あぁ睨まれて ぶたれた 仕方ないです あっ!優弥さんこんば… すみません!夜分に くだらないことで……優 います!」 「優弥さん変われって」 「あぁパパ ごめんなさい はい 俺です はい 今日は俺が…… え?やだ~ うん 有難う 判った じゃぁ変わる」 「あっはい はい? もちろんです もちろんです 絶対しません はい!はい!お騒がせしました お休みなさい」 「ったく なんなん もっと密やかに するもんだよなぁ はずい」 「圭吾 取りに行こう!」 俺は引っ張っられながら 信也さんの部屋に… めでたく戴いてきました めちゃくちゃ高そうなローションと ゴム!!!! 「圭吾~パパがね優しくして貰いなさいって~」 くっ~くっ~ 「俺も言われました!優しく優しくしてやってと~」 俺寝て~よ

ともだちにシェアしよう!