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第158話
「優…何かあるんなら話して欲しいなあ 俺なんか不安にさせてる?
直球になっちゃうけど」
砂川はずっと肩に頭を乗せてしがみついている
「うん?どうした?大丈夫?」
「圭吾と離れるの嫌なんだ
自分でも判らないけど
出来るなら こうして甘えていたいんだ」
砂川を抱き締めて口づけをする
ふと距離感かもしれないと思った
それまでも手を繋ぐ キスをする
互いの体に触れる そして熱を感じ合う…距離が近づき嬉しく思ったがそれと同時に切なさも増していた
求めあって俺たちは恋人として繋がる事が出来たんだから
今はもっとそのことをふたりで
話したり触れあったりしたら良いのかも
「優 昨夜はふたりとも出してないよな」
「何?ばーか言ってる あっ
でも そうだよ!ああ~そうだ!」
「後 やっぱり 回数は必要だよな」
「俺も!そう思うよ」
「あとさ 態勢もある」
「確かに どんなのが一番いいのかな」
「後ろ向きかな お尻突き出すやつ
それとか脚をMに優が曲げて…
ちょっと寝てみ~」
「嫌だよ~」
砂川は逃げようとしたが
ガッツリ腰摑んでいますからね
「はい!予習のお時間!です」
「圭吾のばーかばーかばーか!!!!やめろ!!!!」
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