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第169話

一週間なんてあっという間 残すところ後三日だ~ イベントらしいイベントもなく まあ色々刺激的な事もありましたので良いっちゃいいけど 図書館から五時過ぎに戻り シャワーを浴びリビングに戻ると 信也さん特製チキンカレー と好弥のポテトサラダ 砂川のブロッコリーのお浸しがテーブルに並んでいた ワチャワチャ組凄いわねえ 「美味い!ちょうど良い辛さだね!サラダも美味いよ!お浸しウマ!」 何もしなかった俺と矢沢くんは 褒め称えながら食いまくった すべてが空になってしまったぐらいだ~ 本当に美味かった 「ねえ明日で 後残り三日だよ なんかする?例えば花火とかさぁ」 俺の提案に… 「お祭りが隣町であるんだって その後花火って言う流れは?」 好弥がネットでお祭り情報を見つけてくれていた 「お祭りか~中学以来だよ綿飴食いてぇ」  矢沢は嬉しそうに話す 「じゃぁ昼間どうする?」 その時砂川の携帯が鳴る 「あっパパ?如何したの…うん楽しくやってるよ! えっ!!!!明日夜 はい はい じゃぁお休み~」 「明日夜帰ってくるってさ 仕事が早く終わったんだって 新たちは予定通りいてくれて構わないから 気にしないようにって」 「じゃぁ明日は少し掃除しない?」 富永らしい発言に俺たちは無言で頷いた 「時間に余裕があったら夕食も作ろう!優?お父さんたち何時頃帰宅が判ると良いなぁ」 砂川が携帯を操作する 「パパ?明日何時頃家に着くの? 8時頃?」 富永が家で夕食食べるか聞いて とジェスチャーで訴えいる 「あっ家でご飯食べる?あれば食べる?」 富永が大きくな丸を作っている 「あるから 楽しみにしてて うん はい はぁ?なに今のは声なの? え~も~バカでしょ!切るよ!」 砂川が顔を真っ赤にして電話をきる 俺たちは異口同音に 「如何したの?」 「えっ!!!! ああなんて言えば良いのか~信也さんがパパのあれだよあれ…をペロッとしたらしいよ」 「あれって?」 富永が~あれって言えば あれだよ! 「チン…だよ」 「ちく…だよ」 俺チン派 矢沢ちく…派 「耳?」 富永なんで耳?ったく~阿呆か~ 「当たり!好弥大当たり!」 「あのね~スケベなんだよ!お前ら 好弥素晴らしよ~~」 砂川と富永が軽蔑の眼差しで薄笑い 「それしか頭にないんだよ~特に圭吾は!」 畜生!砂川~ 「ば~か 耳だって充分エロいわ!」 「はっ?ばか?バカって言った人が本当のバカなんです!」 砂川くん子どもじゃないんだから そこはむきにならずとも~ 「帰りに買ったスイーツ食べよう~ 好弥!ふたりでね!」 ワチャワチャ組凄い勢いで冷蔵庫へ向かった! 肥るぞ!!!! あいつら関係ないわ~

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