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第170話
矢沢から大胆な?でもない提案があった
「四人で過ごすのは今日で一応
終了するわけです で 矢沢は砂川くんと沢木くんに少し大胆な提案があります
今夜は恋人と大切な時間を心おきなく過ごすために明日九時まで干渉しない
朝食も別如何でしょうか
午前十時から掃除決行!」
「ラジャー!!!! では早速隊長!お部屋の方へお戻りください!
富永軍曹お供を~」
「はい! 了解致しました!」
「お~お~お疲れ~ 楽にしろ!
では富永軍曹行くぞ!」
「はい!では皆様 お休みなさいマへ!」
「マへ?噛むな!」
おいおいなんだよ!
この小芝居~如何したよ矢沢~
富永は面食らいながら後からついていく
振り返っては困った顔している
俺は小声で「はよ!いけ!富永!」
良いことたくさんあるぞ~
俺たちはふたりを見送り
ドアが閉まる音を聞いて
俺は砂川を抱き込み縺れるように唇を貪りソファにたおれこんだ
「圭吾~俺たちも 部屋行きたい~ねっ!」
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