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第204話
俺たちは二階の使い方で結構揉めてしまった。
四人それぞれ個室を持つのは
無理なのだ
砂川の部屋 光子さんの部屋(砂川の母親)
優弥さんの部屋(この部屋には小さめデスクは入るのでふたりで使用する事になる)
どの部屋にもデスクは入っているので勉強部屋になる
キングサイズのベット入っている寝室にはデスクはおけない
そして優弥さんの部屋にベットは無いので自動的にキングサイズベットを使用する事になるとなる~
ああでもないこうでもないと
不毛な話し合いが続く……
すると、突然富永が一抜けをした。
「俺は今圭吾が使っている部屋にするよ」
俺たち三人は呆気に取られた。
何故なら今まで一番泣いて騒いでいたのが富永だからだ。
「本当に良いのか?キングサイズのベットから降りるのか?」
俺は念押しした。
「うん!別にたった独りになるわけじゃないしね」
お~大人だね!
「俺も自分の部屋でいいや」
わお~これまた怖い事が起きた!がそこには触れずに……
結果俺と矢沢が同部屋になり
キングサイズベットをゲットしたんだよん。
やはり気になるのでその心をふたりに聞いてみた。
相談為たわけではないそうだが
富永いわく
「恋人といつも一緒より恋人の部屋に遊び行ける感覚が新鮮だから」
イマイチ判らん
砂川いわく
「圭吾と一緒だと勉強し無くなるから!後は好弥と同じ!」
待て!失礼だぞ!
でもね~確かに砂川と一緒だったら
毎日毎日がんがんに……まくるから~
それは矢沢も同じだろう~
まぁまぁ良いんじゃないかなぁ
と優弥さん信也さんのお許しも出たしね
さて楽しむぞ!
なんて言ってる場合じゃないよん
夏休みが去って行く!
宿題だけがポツンと置き去りに……
砂川のノート見せて!
矢沢のプリント見せて!
富永のは……いいや~
バチバチッ
痛えよ!富永!
だって成績少しだけ俺が上だもんね!
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